『FINAL 7 ― 消せないテイク』第12話「一枚でいい』
——FINAL 7 ― 消せないテイク』第12話「一枚でいい
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白枠のチェキに書かれた星の寄り。NANAの記憶の声「一枚だけでも」。文字は客Cのチェキの回想。
ナナ「一枚だけでも」
YUZUの公開確認画面。YUZU「名前、七人とも。曲はナナ。原文のスクショは出さない。これでいい?」
ユズ「名前、七人とも。曲はナナ。原文のスクショは出さない。これでいい?」
七人が一人ずつうなずく。KOKOROも明確にうなずく。
YUZUが「公開」を押す。
『FINAL 7/余白の名前・自主デモ』。再生0。
HINATA「ゼロだ」
ヒナタ「ゼロだ」
MIU「私たちは、聴いた」
ミウ「私たちは、聴いた」
SORA「次は、誰かに届くように撮ろう」 NANAが笑う。曲の一節を小さく流す。
ソラ「次は、誰かに届くように撮ろう」
返信二件。「四人枠から逃げただけ」「一枚だけでも、いつか行っていいですか/はじめてさん」
NANA「この人、私の……」 言いかけて止まる。
ナナ「この人、私の……」
KOKORO「返事、みんなで見よう」
ココロ「返事、みんなで見よう」
YUZUが下書き。「来てくれるだけで充分です」
NANA「それだと、私たち、続けられない」
ナナ「それだと、私たち、続けられない」
HINATA「じゃあ、ちゃんと売ろう。約束できるものを」
ヒナタ「じゃあ、ちゃんと売ろう。約束できるものを」
「次の公演は未定です。決まったらお知らせします。一枚でも、同じ時間を大切にします」 全員確認、送信。
REI「明日、練習。十時」 KOKORO「行く」 NANA「新しい歌、持ってくる」
レイ「明日、練習。十時」
ココロ「行く」
ナナ「新しい歌、持ってくる」
七人が片付けを始める。七足の足音。最終画面「FINAL 7/運命なんて、自分が選ぶ。」。音を残して完。