『FALLEN KINGDOMS — 最後の竜王』第1話「追、放された王子が、黒竜と帰ってきた』
——カイ王子、帰還
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冒頭の最初のフレームから、折れた左角と琥珀色の目を持つ黒竜ノクスが石の監視塔へ竜炎を吐き、咆哮する。最初の1秒以内に王城兵士の切迫した叫びも始める。銀の王家紋章を胸に刻んだ黒竜鱗の鎧姿の25歳のカイは、カイの黒の大剣を携えてその手前を進む。兵士の叫びに続き、カイが復讐の相手と目的を告げる。ノクスは封印され眠っていた黒竜。
王城兵士の声が響いた。「黒竜だ!」
カイ王子の声が響いた。「父を殺した叔父ヴァルドに、復讐しに戻った!」
カイの父を殺して王位を奪った叔父ヴァルドが、中庭の大階段の最上部で帰還に驚き、黄金の酒杯を握り潰す。
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「馬鹿な……カイが黒竜ノクスと戻っただと!」
城門で、15歳のカイは鉄の鎖につながれ、追い出される。父を殺した罪を着せられたのだ。回想のヴァルドはカイに母を処刑したと告げる。母の生存やノクスとの関係はまだ明かさない。
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「母は北塔で処刑した。」
25歳のカイの背後にノクスが着地する。カイはすでに手にしているカイの黒の大剣を構えてヴァルドへ向け、父の殺害と母の処刑を責める。ヴァルドの先回りした返事は入れない。
カイ王子「父と母の仇だ、叔父上!」
ヴァルドは城の料理人と幼い息子を縛って階段前の人間の盾にし、ノクスの竜炎を封じる。続いて城壁の大型弩砲でカイを狙わせる。
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「竜炎を吐けば、この親子が灰になるぞ! 大型弩砲でカイを狙え! 撃て!」
大型弩砲から放たれた巨大鉄銛が、まずカイへ向かって飛ぶ。カイの味方であるノクスが左翼をカイの前へ振り下ろす。ノクスはカイを庇い、左翼を巨大鉄銛で貫かれた。カイは庇われたことにだけ驚く。
カイ王子「ノクス! 俺を庇ったのか……!」
カイは単身で走り、近衛兵2人の槍を弾き、階段を上る。城の料理人と息子を縛った縄を、カイが切る。親子を逃がした奥で、カイを庇い、左翼を巨大鉄銛で貫かれたノクスが高い塔を見つめ続ける。ヴァルドはその視線に動揺する。
カイ王子「後ろへ逃げろ!」
簒奪王ヴァルド「ノクスが北塔を見ている……まさか!」
ヴァルドはノクスが入れない狭い石造回廊へ逃げ、ヴァルドの王家の大剣でカイに斬りかかる。カイはカイの黒の大剣で受け流す。
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「この狭い回廊には竜は入れまい! 死ね、カイ!」
カイはヴァルドの王家の大剣を弾き飛ばし、膝をついたヴァルドの喉元へカイの黒の大剣を突きつける。
カイ王子の声が響いた。「終わりだ、叔父上。母上の仇を討つ!」
石造回廊で、膝をついたヴァルドが、母の処刑は嘘で、母は塔で生きていると明かす。続いてノクスの本当の主がカイの母セレナだと告げる。カイは母の生存に驚き、喜びをにじませて塔の方へ視線を向ける。最後はカイの反応を無言で受け止める。
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「母の処刑は嘘だ。北塔で生きている。」
簒奪王ヴァルドの声が響いた。「ノクスの本当の主は、お前の母セレナだ。」
カイ王子「母上が……生きている!?」
ノクスが見つめていた北塔の鉄格子窓に、カイの母セレナが現れる。ノクスが城へ戻ったから、セレナの鎖が解けた。セレナは北塔の独房にとどまったまま、冷たい声でノクスを呼ぶ。
王妃セレナの声が響いた。「ノクス、帰っておいで。」
カイはカイの黒の大剣を携え、回廊の出口を通って中庭へ戻る。その移動を画面内で見せ、カイが塔を見上げる。ノクスは左翼に巨大鉄銛を刺したまま塔へ頭を垂れる。セレナはこのカットには映さない。
北塔の独房の鉄格子窓へ切り替わる。セレナは独房にとどまったまま微笑み、「さあ、この国を焼き尽くしましょう」と命じる。台詞は開始から4.5秒までに終え、最後の1.5秒以上は台詞も説明テロップもないまま微笑みを見せる。国を焼く場面は見せない。
王妃セレナ「さあ、この国を焼き尽くしましょう。」