表示の設定

本文の文字の大きさ
背景
書体
行間
余白
向き
画面全体の文字サイズ

ボタンやメニューも含めて全体を拡大・縮小します。BunCho・スタジオと共通の設定です。

『404号室の絶対ルール』第1話「深夜2時、親友の声でチャイムが鳴る」(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

Instagram・TikTokなどは、端末の共有メニューまたはリンクをコピーして共有してください。投稿は各アプリで確認します。

2026/10/22 公開・1,184字・👁️ 5 閲覧

『404号室の絶対ルール』第1話「深夜2時、親友の声でチャイムが鳴る』

——深夜2時、開けたら終わり

────────────────────────

深夜2時、インターホンのチャイム音。壁のドアモニターに、黒いICレコーダーをカメラに向けて掲げるびしょ濡れの青白い長髪の女が映る(テロップ:深夜2時、開けたら終わり)。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて……!」

遡ること5分前の午前1時55分(01:55 AM)。404号室の室内で、美咲(22)はテーブルの上に置かれた赤い手書き文字のルール紙を見つけ、『深夜2時のチャイムは絶対に開けるな。覗き穴も見るな。モニターだけ見ろ。――ただし、2時前に室内の物が動いていたら、外の声は囮だ』という警告を読む。

佐伯美咲「『深夜2時のチャイムは絶対に開けるな。覗き穴も見るな、モニターだけ見ろ。2時前に室内の物が動いていたら、外の声は囮だ』……?」

01:58。リビングでスマホを見つめ、3日前から連絡が途絶えた親友・遥を心配する美咲の背後で、木製クローゼットの扉が軋み音とともに5センチ開く。美咲「……今、何か動いた?」

佐伯美咲「遥から3日前から連絡がない……どこにいるの?」

佐伯美咲「……今、何か動いた?」

02:00。インターホンが鳴り、扉の外から遥の声。リビングの美咲がハッと玄関の方へ振り向く。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて! 遥だよ、助けて!」

美咲は玄関へ駆け寄りサムターンに手を伸ばすが、ルール紙を思い出して指を止める。

佐伯美咲「遥!? 今開けるから——っ、ダメだ、ルール紙の警告……!」

ルールに従い、美咲はドアの覗き穴(ドアスコープ)を見ず、壁のドアモニターのボタンを押して外を確認する。

佐伯美咲「ルール通りに……まずモニターを見る。」

ドアモニターに映るのは遥ではなく、黒いICレコーダーで遥の録音音声を再生する見知らぬ青白い女。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて……美咲、開けて……」

美咲が後ずさる。「あれは遥じゃない……録音した遥の声を流してる!」

佐伯美咲「あれは遥じゃない……録音した遥の声を流してる!」

美咲はドアチェーンを掛け、自分のスマホから遥に電話をかける。

佐伯美咲「じゃあ本物の遥はどこに……!? 遥のスマホに掛けてみる!」

着信音は部屋の中——リビングの少し開いた木製クローゼットから鳴っている。

佐伯美咲「え……? 着信音が……部屋の中……?」

クローゼットの隙間から、人間のものではない灰白色の手が遥のピンクのスマホを握って現れる。遥のスマホを持った“何か”は、最初から部屋の中にいた。

佐伯美咲「2時前に開いたクローゼット……外の声は囮。遥のスマホを持った“何か”は、最初からこの部屋の中に……!?」

段落へのコメント

誤字・矛盾を報告

本文の文字を選ぶと、段落へのコメントや誤字・矛盾の報告ができます。

★で評価

レビューを書く

応援コメント 0

ログインして応援コメントを書く

通報する

理由