『夫にクビにされた私、夫の会社の持ち主でした』第8話「賛成4。CEO解任。』
——社長ダニエル、解任
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金曜の朝、取締役会議室。議長クレアが解任を告げ、社長ダニエルが硬直する。
クレア「解任です。」
金曜日、取締役会議室。新しい取締役5人が着席。クレアが4人の賛成と1人の反対で解任が決まったと告げる。
クレア「ダニエル社長。不正な支払いで、4対1、社長解任です。」
ダニエルが叫ぶ。クレアは決定はただちに有効だと言う。
ダニエル・リード「ふざけるな!」
クレア「CEOを選ぶのは取締役会です。決定は有効です。」
ダニエルはこの会社を作ったのは自分だと言う。クレアは、カメラの更新もない8万ドルの支払いを指示したのはあなただと告げる。
ダニエル・リード「この会社を作ったのは、俺だ!」
クレア「あなたが払わせた8万ドル。カメラは1台も届いていません。」
ダニエルは警備の経費だと言い張る。クレアは、ならなぜメールに映像を隠せと書いたのかと問う。ダニエルは答えない。
ダニエル・リード「警備の経費だ!」
クレア「なら、なぜメールに『映像を隠せ』と? 隠すために払ったのね。」
会議に招かれていたエマが立ち上がる。ダニエルが止めさせろとすがる。
ダニエル・リード「エマ! 俺の妻だろ、やめさせろ!」
エマ・ヘイル「本当のことを言う機会は、あったでしょ。私は助けない。」
ダニエルは夫であることを盾に、なおも助けを求める。エマは、本当のことを言う機会はあったと静かに返す。
ダニエル・リード「俺は、お前の夫だぞ!」
エマ・ヘイル「本当のことを言う機会は、あったでしょ。」
ノラが正式な解任通知書を渡し、CEOとしての権限の停止と私物の返却を告げる。
ノラ「会社秘書役のノラです。CEO権限は停止されました。私物はこちらからお返しします。」
ダニエルは全部奪うのかと言う。エマは自分のしたことの報いだと返す。
ダニエル・リード「お前は、俺から全部奪うのか。」
エマ・ヘイル「違うわ。映像を隠すために会社のお金を使った。だから解任されたの。」
クレアは調査が続く間ヴァネッサは休職のままだと言う。マーカスが映像について尋ねる。
クレア「8万ドルの支払いを承認した財務責任者のヴァネッサは、昨夜から調査終了まで休職です。」
マーカス・リー「倉庫の映像は?」
クレアはアスターに調査担当への提出を命じたと言う。エマがうなずく。
クレア「映像を保管する警備会社、アスターには、調査担当への提出を命じました。」
エマ・ヘイル「よかった。」
退出するダニエルがエマの横で止まり、小声で問う。クレア、ノラ、マーカスが見ている。
ダニエル・リード「ヴィクターは俺よりひどい。お前の父親の件だ。」
エマ・ヘイル「父のこと?」
ダニエルは、父親がなぜ帰ってこなかったかヴィクターに聞けと言い残し、取締役会議室を出ていく。
ダニエル・リード「父親が火事から戻らない理由は、共同創業者のヴィクター・ブラックに聞け。」