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『FALLEN KINGDOMS — 最後の竜王』第1話「追放された王子が、黒竜と帰ってきた」(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

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2026/10/23 公開・1,321字・👁️ 5 閲覧

『FALLEN KINGDOMS — 最後の竜王』第1話「追放された王子が、黒竜と帰ってきた』

——追放された王子が、封印され眠っていた黒竜と帰還した

────────────────────────

左角の折れた巨大黒竜ノクスが王城の中庭の塔へ紅蓮の竜炎を吐き出し、炎の中から胸に銀の王家紋章を刻んだ黒鎧姿のカイ王子(25)が黒の大剣を携えて歩み出る。

王城兵士「黒竜だ! 10年前に追放されたカイ王子が生きていたぞ!」

中庭の大階段の最上部で、王位を簒奪した叔父王ヴァルド(55)が戦慄し、手にした黄金の酒杯を握り潰す。

簒奪王ヴァルド「馬鹿な……処刑台から追放した小僧が、封印され眠っていたはずの黒竜を連れているだと!?」

セピア色の短い回想:10年前、鎖に繋がれた15歳のカイが城門から荒野へ追放され、ヴァルドが亡き父王の遺体を指差して反逆者と呼ぶ。

簒奪王ヴァルド「父王を暗殺した反逆者め、荒野で朽ち果てろ!」

現在。黒竜ノクスが石造りの中庭を揺らしてカイの背後に着地し、カイは黒の大剣を抜いて階段上のヴァルドへ切っ先を向ける。

カイ王子「叔父上、10年ぶりだな。父を殺し、母上を処刑した罪を償ってもらう!」

ヴァルドは城の料理人の母親と幼い息子を階段の前に引きずり出して人間の盾にし、竜の炎を封じた上で城壁の大型弩砲(バリスタ)に発射を命じる。

簒奪王ヴァルド「竜の炎を吐かせてみろ! この親子が灰になるぞ! 城壁の大型弩砲、王子を撃て!」

高い城壁から大型弩砲(バリスタ)が巨大な鉄銛を発射するが、黒竜ノクスが巨大な左翼をカイの前に振り下ろして盾となり、鉄銛がノクスの左翼膜を貫通する。

カイ王子「ノクス! 俺を庇ったのか……!」

激昂したカイは単身で中庭を疾走し、近衛兵2人の槍を弾き飛ばして大階段を駆け上がり、一閃で人質親子の縄を断ち切る。

カイ王子「もう大丈夫だ、後ろへ逃げろ!」

ヴァルドは巨竜ノクスが進入できない狭い石造回廊アーチへ後退し、王家の大剣を振りかぶってカイに斬りかかる。

簒奪王ヴァルド「この狭い回廊には竜は入れまい! 死ね、カイ!」

回廊アーチ内。カイがヴァルドの剣を弾き飛ばし、喉元に黒剣を突きつける。「終わりだ、叔父上。母上の仇を討つ!」

カイ王子「終わりだ、叔父上。母上の仇を討つ!」

膝をついたヴァルドが笑う。「お前の母は生きている! 竜の本当の主はお前の母だ。だから北塔に閉じ込めた!」カイが北塔を見上げて凍りつく。

簒奪王ヴァルド「愚かな甥よ、お前の母は生きている! 竜の本当の主はお前の母だ。だから北塔に閉じ込めた!」

カイ王子「母上が……生きている!?」

北塔の鉄格子窓に母・王妃セレナが現れる。「お前が竜を城に連れてきたから、鎖が解けたわ。ノクス、帰っておいで」

王妃セレナ「お前が竜を城に連れてきたから、鎖が解けたわ。ノクス、帰っておいで。」

北塔の鉄格子窓に母・王妃セレナが立つ。左翼に銛が刺さったままの黒竜ノクスが塔へ頭を垂れ、中庭のカイも見上げる。セレナ「さあ、この国を焼き尽くしましょう」

王妃セレナ「よく竜を運んでくれたわね、カイ。さあ、この国を焼き尽くしましょう。」

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