『彼に花嫁のエプロンを渡されたら、試験だった?』
——仕事やめて?
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夜の雄太の居間。結婚の話の最中、雄太がエプロンを掲げて条件を突きつけ、真帆の笑顔が消える。
鈴木 雄太「結婚したいなら、仕事やめて家事全部ね。」
雄太は自分のエプロンを花嫁のエプロンと呼び、試験として真帆に渡す。真帆は着けずに受け取る。
鈴木 雄太「俺のエプロン。今日から花嫁のエプロンね。」
鈴木 雄太「花嫁の試験、やってみよう。」
真帆はエプロンを着けないまま、自分も確かめたいことがあると伝える。雄太は余裕の表情でうなずく。
山田 真帆「私も確かめたいことがある。」
鈴木 雄太「いいよ。聞いて。」
真帆は仕事を続け、家事を分け合いたいと明確に伝える。雄太の笑顔が薄れる。
山田 真帆「仕事はやめたくない。」
山田 真帆「家事は分けてやらない?」
雄太は自分が働くことを理由に家事を拒む。真帆は、病気になった場合も同じなのか尋ねる。
鈴木 雄太「俺は働くんだから、お前がやれよ。」
山田 真帆「私が病気になったら?」
雄太は病気でも家事をするよう求める。真帆は答えを聞き終え、表情を静かに引き締める。
鈴木 雄太「病気でも、家事くらいできるだろ。」
山田 真帆「そう。よく分かった。」
真帆がエプロンを返す。雄太は受け取りながら、真帆が自分の試験を投げ出したと思い込む。
山田 真帆「エプロン、返すね。」
鈴木 雄太「試験、もうやめるの?」
真帆は、最初に言った確かめたいことの意味を明かす。雄太は、自分も結婚相手として見られていたと知る。
山田 真帆「私も、夫にできるか見てたの。」
山田 真帆「選ぶのは、あなただけじゃない。」
感動の山: 真帆が結婚をはっきり断る。決め台詞を約二秒半で言い、残り三秒以上は無言。音楽は言い終えた直後から盛り上がる。
山田 真帆「あなたとは、結婚しません。」
真帆は交際の終わりを告げ、居間の木の扉を開けて戸口から画面外へ出る。扉は開いたまま。カメラは居間に残り、自分のエプロンを抱えた雄太だけを最後に映す。雄太は何も言えず、物語が閉じる。
山田 真帆「付き合うのも、ここまで。さようなら。」