【公式映像脚本】『捨てた指輪を、彼はまだ持っていた』第1話「捨てた指輪を、彼はずっと持っていた』
キャッチコピー:同窓会の夜
■ 登場人物
・水森 千夏(指輪を捨てた側。別れの意味を込めていた。)
・小瀬 亮太(指輪を拾った側。やり直しの意味を込めていた。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(4秒)
ト書き:亮太がテーブルに湿った指輪を置き、千夏が息をのむ。
テロップ:[同窓会の夜]
水森 千夏「小瀬くん。この指輪、捨てたはず…」
◆ s02(5秒)
ト書き:亮太が静かに「ずっと持っていた」と言う。
テロップ:[小瀬 亮太(こせ りょうた)・元婚約者]
小瀬 亮太「あの日、川で拾って、ずっとポケットに入れていた」
【シーン 2】
◆ s03(5秒)
ト書き:三年前の夕方、千夏が川岸から指輪を投げる。
テロップ:[三年前の夕方]
水森 千夏(声)「これで、私から終わりにする」
【シーン 3】
◆ s04(5秒)
ト書き:千夏が問い詰めると亮太が拾った経緯を話す。
水森 千夏「なんで、今さら」
小瀬 亮太「あの日、川で拾った。お前が去った後、水に入ってな。やり直すつもりで拾ったんだ」
【シーン 4】
◆ s05(5秒)
ト書き:千夏が去った後、亮太が川へ入って指輪を拾う。
テロップ:[同じ日、千夏が去った後]
小瀬 亮太(声)「あの日、川で拾った」
【シーン 5】
◆ s06(5秒)
ト書き:千夏は「別れのつもりだった」と打ち明ける。
水森 千夏「あれは、別れのつもりだった」
◆ s07(6秒)
ト書き:亮太が「やり直すつもりで拾った」と返す。
水森 千夏「あれは、別れのつもりだった」
小瀬 亮太「俺は、やり直すつもりで拾った」
【シーン 6】
◆ s08(5秒)
ト書き:三年前の川岸、千夏が上の岸へ歩き去り、亮太は川辺の階段に立つ同じ景色。
テロップ:[三年前、別々の方向へ]
水森 千夏(声)「同じ日、同じ川で、別々の方向へ」
【シーン 7】
◆ s09(6秒)
ト書き:亮太が指輪を差し出し、千夏が受け取る。
小瀬 亮太「今度は、返さなくていい」
◆ s10(6秒)
ト書き:千夏が指輪を握ったまま「捨てたんじゃ、なかったんだ」と微笑み、亮太も笑う。すれ違いがほどける。
テロップ:[同じ指輪に、逆の意味を込めていた]
水森 千夏「捨てたんじゃ、なかったんだ」