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姉が飲ませたい赤いカップのお茶は、なぜ息をする? ・ AI BunCho 公式

第2話第2話:映像脚本・カット割り台本

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2026/10/30 公開・1,565字

【公式映像脚本】『姉が飲ませたい赤いカップのお茶は、なぜ息をする?』

キャッチコピー:お茶が息する?

■ 登場人物

・前田 由美(異常なお茶を拒み、姉の裏切りを自分で確かめる妹。)

・前田 美紀(家を独り占めするため、妹に危険なお茶を飲ませようとする姉。)

■ 本編カット割り台本

【シーン 1】

◆ s01(4秒)

 ト書き:朝の台所。冒頭から、由美が胸元に持つ赤いカップのお茶が、不自然に盛り上がっている。最初の1秒でさらに膨らみ、息を吐くように沈む。カップと、目を見開いた由美の顔を同じ寄り画に収める。由美は姉を見て、飲むのを拒む。

 テロップ:[お茶が息する?]

 前田 由美「姉さん、これ息してる。飲みたくない。」

◆ s02(5秒)

 ト書き:姉の美紀が妹の由美を見る。台の上には美紀の空の青いカップがある。姉妹の名前と関係、場所と時刻を字幕で示す。

 テロップ:[朝・姉妹の家の台所 / 妹・前田由美/姉・前田美紀]

 前田 由美(声)「姉さんがくれた赤いカップのお茶だよ。」

 前田 美紀「冷める前に飲みなよ。」

◆ s03(5秒)

 ト書き:美紀は「あなたを守るお茶」と言って飲み切るよう促す。言い終えると、由美から顔をそらして背後の壁へ向く。青いカップは台に置いたまま。

 前田 美紀「あなたを守るお茶なの。残さず飲んで。」

◆ s04(5秒)

 ト書き:由美は飲まず、赤いカップのお茶を台の上の青いカップへ全部移す。最後に赤が空、青にお茶が入った状態を見せる。

◆ s05(5秒)

 ト書き:由美の「飲めたよ」を聞き、美紀は壁から妹へ向き直り、台にある自分の青いカップを取る。由美は画面外で空の赤いカップを持ち続ける。

 前田 由美(声)「飲めたよ。ほら、空っぽ。」

◆ s06(5秒)

 ト書き:美紀が青いカップのお茶を飲む。飲み終えたら胸元まで下げる。妹は飲んでいない。

◆ s07(5秒)

 ト書き:美紀が青いカップを台に置き、妹を見て初めて笑う。飲んだ人がカップに閉じ込められることと、家を奪う目的を明かす。

 テロップ:[姉の前でお茶を飲んだふりをしたら、笑われた]

 前田 美紀「飲んだ人はカップの中。家は私のもの。」

◆ s08(5秒)

 ト書き:由美は空の赤いカップを持ったまま姉を見る。「守る」という言葉が嘘だったと受け止め、悲しみで目を伏せかけるが、姉へ視線を戻す。姉との同居をやめ、自分が家を出ると告げる。まだカップの中身を移したことは明かさない。

 前田 由美「私を閉じ込めるため? なら私が家を出る。」

◆ s09(5秒)

 ト書き:由美は空の赤いカップを持ち続け、中身を青いカップへ移したと明かす。飲んだのは姉だと告げたあと、自分が家を出る必要はないと選び直し、この家に住むと宣言する。青いカップは画面外の台にある。

 前田 由美「そっちに移した。飲んだのは姉さんだよ。」

 前田 由美「私はここに住む。」

◆ s10(5秒)

 ト書き:怖さの山: 美紀は台の青いカップを見て「私を飲まないで」と言う。台詞を開始から1.5秒以内に終え、口を閉じる。その後は無言のまま姿が薄れて完全に消え、最後の1秒は青いカップだけが残る画を保つ。由美が飲まずに移したお茶によって、閉じ込めようとした姉自身が閉じ込められる。

 前田 美紀「私を飲まないで。」

◆ s11(5秒)

 ト書き:由美が空の赤いカップを持ち、台の青いカップを見る。青いカップのお茶が呼吸し、中に閉じ込められた美紀の声がする。由美は飲まないと断言する。最後まで姉は姿を戻さない。

 テロップ:[姉は、青いカップの中。]

 前田 美紀(声)「由美、ここから出して。」

 前田 由美「もう飲まない。」

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