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『MY IDOL HATES ME』第9話「鏡室」(動画版) ・ AI BunCho 公式

第2話第2話:映像脚本・カット割り台本

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2026/10/24 公開・2,481字

【公式映像脚本】『MY IDOL HATES ME』第9話「鏡室』

キャッチコピー:二重請求?

■ 登場人物

・律(26歳・182cm。リーダー、静かな統率。練習生費用を肩代わりし事務所に借りがある。)

・凪(24歳・176cm。歌担当、穏やかで鋭い。消された練習生記録の音声を保管。)

・海(25歳・180cm。語学・交渉。鏡室の報告役を強制され、蓮を守るため偽装している。蓮の恋人(相思相愛)。)

・レオ(23歳・178cm。ダンス、短気で義理堅い。ユウの明細に自分の筆跡があり罪悪感。)

・蓮(24歳・179cm。主人公、新センター、観察眼。元練習生キリの復帰を願い、海との秘密の恋を隠す。)

・晴(27歳・181cm。広報担当、世話焼き。編集した蓮の声を脅しの素材として再生した。庇護と管理を混同。)

・伊織(26歳・183cm。振付師、寡黙。マイクの点灯と録音を見抜く。新曲振付の作者名を奪われた。)

・ユウ(22歳・174cm。最年少、明るいが不眠。家族宛の架空費用請求で支配されている。)

・セナ(28歳・184cm。作曲兼最年長、皮肉。鏡室システムの設計に協力。停止権限はない。)

・鷹見(46歳男性。玻環芸能の統括責任者で鏡室の最終決裁者。三つの顔を持つ悪役。(1)仕掛け人: 企画とコンセプトで全てを決め、「売れる物語」のためならメンバーの本心や涙も演出の材料にする。(2)カリスマ: 表では情熱的な師匠。「君たちのため」と言いながら、契約・請求・恋愛禁止・SNS・予定表の厳しい規則で縛る。(3)支配者: 誰をデビューさせ誰を干すかを一人で決め、メンバー同士を競わせて孤立させる。声を荒げず、細く冷たい目と口元だけの薄い笑みで、予定表を読むように脅す。)

・汐(32歳女性。舞台進行責任者。記録を受け取り架空の独立制作組合へ届ける。)

■ 本編カット割り台本

【シーン 1】

◆ s01(3秒)

 ト書き:セナの二本の指が同じ番号で止まる。二つの紙の色を変え、原帳と写しを識別する。/指が紙を叩く二音。

 テロップ:[二重請求?]

 テロップ:[セナ・作曲担当 / HK-1042]

 セナ「同じだ。」

◆ s02(9秒)

 ト書き:セナが同一研修費の二つの計上を指し、律が自分の送金控えをその下へ置く。/舞台準備の遠い足音。

 テロップ:[律・リーダー / 払ったユウの研修費を、家族にまた請求。HK-1042]

 セナ「ユウの未払い。律の立替済み。」

 律「一件が、二つに?」

◆ s03(9秒)

 ト書き:汐が付箋の付いていない訂正欄を示す。セナは鷹見から持ち出された写しの封筒『317』に目を落とす。/原帳の厚いページを押さえる音。

 テロップ:[汐・舞台進行の責任者]

 テロップ:[原帳にも訂正なし。二重請求だ。]

 汐「原帳も同じ番号。訂正は入ってない。」

 セナ「控えの場所、知ってて黙ってた。」

◆ s04(8秒)

 ト書き:セナは冗談を挟まずユウに向き直る。ユウは机の端を離し、正面から聞く。/遠い音楽チェックを止め、二人の声を露出させる。

 テロップ:[ユウ・最年少の仲間 / 鏡室=点数で人を操る仕組み]

 セナ「鏡室を設計した。俺も、数字を見てた。」

 ユウ「俺たちを、点数にした?」

◆ s05(8秒)

 ト書き:セナが掌を開き、何も持っていないことを見せる。ユウは明細を一枚自分で揃え、茶封筒の上へ戻す。/舞台の呼び出しベルが一度、遠くで鳴る。

 テロップ:[ユウが自分で訂正する。まだ公開しない。]

 セナ「投稿を拾って、騒ぎの順番を決めた。」

 ユウ「なら、俺の声で訂正する。」

◆ s06(9秒)

 ト書き:鷹見は口元だけの薄い笑みで舞台方向を示す。律は原帳を閉じて管理担当者へ返し、P03の写しを『317』へ戻す。原帳と封筒の受け手を一画面で区別する。/原帳を閉じる重い音。

 テロップ:[鷹見・事務所のトップ]

 テロップ:[原帳は汐へ。写しは封筒317へ。]

 鷹見「帳簿を戻せ。夢を見せてやるのは私だ。私の言う通りに笑え。」

 律「原帳は戻す。この控えは預かる。」

◆ s07(9秒)

 ト書き:汐は『独立制作組合/資料受付』の連絡先だけを表示。まだ送信せず、セナへ画面を向ける。セナは自分の名を記すため白紙を受け取る。/携帯の操作音は消す。肉声のみ。

 テロップ:[汐が外部の組合に記録の確認を頼む。まだ送らない。]

 汐「公開前に、記録を確認してもらう。」

 セナ「俺が関わった範囲も、名前つきで。」

◆ s08(17秒)

 ト書き:伊織が掌を上げる。律はP03を袖の保管棚に置き、汐がその棚の前に立つ。九人が歩いて舞台の立ち位置へ。特定の実在振付を使わない。/九人の靴音が順に重なる。

 テロップ:[伊織・振付師]

 テロップ:[蓮・新センター]

 テロップ:[海・蓮の秘密の恋人]

 テロップ:[凪・歌担当]

 テロップ:[レオ・ダンス担当]

 テロップ:[晴・広報担当]

 テロップ:[伊織・九人の仲間で振付師、舞台への合図役]

 テロップ:[蓮・九人の新センター、海の恋人]

 伊織「九人、位置へ。」

◆ s09(10秒)

 ト書き:鷹見が口元だけの薄い笑みのまま、音響担当へ短く命じる。担当の指が『MUSIC』と記したフェーダーへ移動。『VOCAL』には触れない。舞台カウントが3を表示する。/クリックのカウントは袖だけに小さく。

 テロップ:[鷹見の命令。]

 テロップ:[音楽だけ止める。歌声は止めない。]

 鷹見「音を止めろ。」

◆ s10(8秒)

 ト書き:汐のカウントで照明が点く。オリジナルの短い導入音が半拍鳴ったところで音楽だけが落ちる。九人は立ち位置を崩さず、伊織の掌を見る。/汐の業務カウント。導入音は70.8秒から71.4秒で急停止。残るのは客席の衣擦れと息。

 テロップ:[音楽だけ止まった。照明は点いたまま。]

 汐「3、2、1。」

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