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毎晩となりの部屋から私の声がする、鏡の前で笑うのは誰(動画版) ・ AI BunCho 公式

第2話第2話:映像脚本・カット割り台本

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2026/10/24 公開・1,343字

【公式映像脚本】『毎晩となりの部屋から私の声がする、鏡の前で笑うのは誰』

キャッチコピー:真夜中

■ 登場人物

・野々村 真紀(会社員の女性。毎晩となりの部屋から自分の声が聞こえて怯える。)

・小柳 理恵(隣室に住む同僚の女性。真紀の声を毎晩聞いている。)

■ 本編カット割り台本

【シーン 1】

◆ s01(4秒)

 ト書き:鏡の前にいる真紀の口元がかすかに動く。壁に響く「おやすみ」をとなりからの声だと思い、振り向いて壁に耳を寄せる。

 テロップ:[真夜中]

 テロップ:[会社員・野々村真紀]

 野々村 真紀「今、私の声で「おやすみ」って…」

◆ s02(5秒)

 ト書き:真紀が寝室の壁に手を当て、となりの部屋は空っぽで誰もいないと知る。声の正体は分からないまま。

 テロップ:[真紀の部屋|空き部屋|理恵の部屋]

 テロップ:[同僚・小柳理恵]

 野々村 真紀「壁の向こうのこの部屋は空き部屋で、誰もいない。そのまた隣が、同僚の理恵さんの部屋なのに」

◆ s03(6秒)

 ト書き:寝室に戻った真紀の横で、鏡に一瞬だけ知らない笑顔が映る。

 野々村 真紀「鏡の奥で、笑ってた…?」

【シーン 2】

◆ s04(5秒)

 ト書き:顔を洗いに来た洗面所の鏡には、自分しか映らない。

 テロップ:[洗面所]

 野々村 真紀「こっちの鏡は、私だけ…」

◆ s05(5.5秒)

 ト書き:壁の向こうから理恵の声がして、真紀は洗面所で立ち止まる。理恵は空き部屋ではなく、壁続きの隣の部屋から話しかけている。

 テロップ:[薄い壁越しに、空き部屋を通って声が届く]

 小柳 理恵(声)「毎晩、あなたの声が聞こえるの。今の「おやすみ」も、壁ごしに」

 野々村 真紀「理恵さんの部屋は、空き部屋のそのまた隣なのに…」

【シーン 3】

◆ s06(5秒)

 ト書き:寝室に戻り、時計を見ると毎晩同じ時刻に声が聞こえると気づく。

 野々村 真紀「寝室に戻って、時計を見ると…毎晩、この時刻に決まって」

◆ s07(5.5秒)

 ト書き:時計を持ったまま鏡の前に立つと、また笑顔が映る。その顔が自分に見えてくる。

 野々村 真紀「さっきの笑顔……私の顔に見えてくる。」

◆ s08(13.5秒)

 ト書き:真紀本人と鏡像の唇が同時に動き、無意識の「おやすみ」が漏れる。冒頭と同じ響きが壁から返り、真紀は声の主も笑顔も自分自身だったと悟る。最後の二秒は台詞なし。

 野々村 真紀「おやすみ……私、無意識に言ってた。壁に響く自分の声を、隣からだと思ってたんだ。」

◆ s09(5.5秒)

 ト書き:真紀は鏡の前で「おやすみ」と呟き、その声が壁を通り抜けてとなりの部屋へ届く。

 テロップ:[声の主は、鏡の前の自分だった]

 野々村 真紀「おやすみ。…空き部屋を通って、理恵さんにも届いてたのね。」

 小柳 理恵(声)「今夜も、聞こえたよ」

◆ s10(5秒)

 ト書き:真紀は時計を持ったまま下ろす。笑顔をやめようとしても口元だけが戻らず、涙がにじむ。鏡像も完全に同じ動きをする。最後の二秒は、消せない自分の笑顔を無言で見つめる。

 野々村 真紀「笑うの、やめたいのに……」

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