『デートを断った彼が、汚れた服だけ持ってきた』
——私って何?
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冒頭から、画面下端を占める洗濯かごの縁と、目を見開いて言葉を失う里緒の顔。すぐに「私、何のための彼女?」と漏らす。デートを楽しみにしていたのに、また洗濯物を前にして、自分が恋人として大切にされているのか揺らぐ。かごと中の汚れた灰色の服は床にあり、服は画面下に隠れている。最後はかごへ視線を落とし、口を閉じる。
高田 里緒「私、何のための彼女?」
達也がデートを取りやめて洗濯を頼む。里緒は画面外の左側にいる。かごは里緒の足元の床にある。
竹田 達也「デートは中止。洗っといて。」
里緒は達也を見て、服を持参したことを確かめる。汚れた服は床のかごの中から動かない。
高田 里緒「これ、持ってきたあなたの服だよね。」
達也は服が自分の物だと認め、洗濯くらいはできると里緒を見下す。
竹田 達也「うん。洗濯くらいできるだろ。」
里緒が床の洗濯かごを持ち上げる。中には達也の汚れた灰色の服が入ったまま。前にも洗濯だけして帰られたと伝える。
高田 里緒「前も、洗ったら帰ったよね。」
達也は里緒の好意を理由にする。里緒は画面外の左側でかごを持ち続ける。
竹田 達也「だって、俺のこと好きでしょ?」
左の里緒が体を右へ傾け、持っていたかごを達也の足元の床へ置く。灰色の服は未洗濯のまま。置き終わった状態まで映す。
感動の山: 里緒が達也の方を見て、洗濯の拒否と別れを言い切る。台詞の後は口を閉じ、無言の間を2秒残す。かごは達也の足元にある。
高田 里緒「洗わない。別れるから持って帰って。」
達也は目を見開き、慌ててデートを提案する。里緒の返事はない。かごは達也の足元にある。
竹田 達也「待って。じゃあデート行くから。」
返事をもらえない達也が、自分の足元の洗濯かごを持ち上げる。汚れた灰色の服は洗われず、かごに入ったまま。口は閉じたまま。
右の達也がかごを持ち、右側の開いた戸口を通って部屋から出る。左の里緒はその姿を見送る。最後は達也とかごが完全に画面から消え、里緒が口を閉じたまま静かに息をつく。