『お前と、最後の夏。』第3話「速いだけの天才』
——天才投手・蓮、ヒットを打たれる。
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00–01|バットと球が当たる瞬間の専用カット。乾いた音。字幕「天才、打たれる。」。本編の実際の打球から始める。
01–07|大和が打球を見る。
01–07|蓮が振り向く。右前へ落ちる短い打球。ホームランにはしない。
07–15|小文字「校内・打者3人比較/蓮の3人目」。先の2人は三振だったことを記録用紙の「K・K」で示し、声で佐伯「二人は抑えた。最後はヒット」。すぐに次の練習へ戻す。
佐伯 監督「二人は抑えた。最後はヒット」
15–23|湊「同じ高さに続いた」。蓮「次は打たれねえ」。湊「今、球速の話してない」。蓮が目をそらす。
瀬名 湊「同じ高さに続いた」
朝倉 蓮「次は打たれねえ」
瀬名 湊「今、球速の話してない」
23–32|比較打席終了後の投球練習。蓮は力み、高く抜ける。
23–32|湊は立って捕る。湊「一回、息吐け」。蓮「分かってる」。次も外れる。危険球にしない。
瀬名 湊「一回、息吐け」
朝倉 蓮「分かってる」
32–42|航の3打席を短く振り返る。低め→一ゴロ/投ゴロ/四球。紙に「一ゴロ・投ゴロ・四球」。
32–42|航が帽子を取り、四球を悔しがる。
42–51|佐伯「航、打たせる場所がぶれなかった。蓮、球は強い。崩れた後を練習しよう」。勝者宣言はしない。
佐伯 監督「航、打たせる場所がぶれなかった。蓮、球は強い。崩れた後を練習しよう」
51–59|大和、蓮に「三振二つ取っても、一発打たれたら一人になるのな」。湊「大和」。大和「事実だろ」。蓮は言い返せない。
黒田 大和「三振二つ取っても、一発打たれたら一人になるのな」
瀬名 湊「大和」
黒田 大和「事実だろ」
59–67|皆が片付ける。蓮だけがマウンドの土をならす。湊「帰らないの」。
瀬名 湊「帰らないの」
59–67|蓮「……もう十球、捕れ」。湊はミットを取り直す。入部への最初の主体的選択。
朝倉 蓮「……もう十球、捕れ」
67–75|翌日、校門。紗良「兄、あの日のこと嘘ついてる」。蓮の手から鞄の肩ひもが滑る。紗良は逃げずに見返す。黒へ。
神崎 紗良「兄、あの日のこと嘘ついてる」