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『404号室の絶対ルール』第1話「深夜2時、インターホンが親友の声を再生する」(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

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2026/10/23 公開・1,413字・👁️ 5 閲覧

『404号室の絶対ルール』第1話「深夜2時、インターホンが親友の声を再生する』

——深夜2時、開けたら終わり

────────────────────────

深夜2時、インターホンのチャイム音。インターホンカメラの映像に、黒いICレコーダーをカメラに向けて掲げるびしょ濡れの青白い長髪の女が映る(テロップ:深夜2時、開けたら終わり)。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて……! 今、2時……開けて……!」

佐伯美咲「……開けたら終わり。落ち着け……」

遡ること5分前の午前1時55分(01:55 AM)。404号室の室内で、美咲はテーブルの上に置かれた赤い手書き文字のルール紙を見つけ、大きな文字を指でなぞりながらゆっくりと警告を読み上げる。

佐伯美咲「『404号室のルール:2時のチャイムは開けるな。覗き穴は見るな、モニターだけ見ろ。2時前に物が動いたら声は囮だ。』……?」

01:58。リビングで、美咲は3日前から連絡が途絶えた親友・遥との最後のメッセージをスマホで見返しながら心配する。その背後で、木製クローゼットの扉が軋み音とともに5センチ開く。美咲「……今、クローゼットが動いた?」

佐伯美咲「遥からの最後のメッセージ、3日前……それきり連絡がない。どこにいるの?」

佐伯美咲「……今、クローゼットが動いた?」

佐伯美咲「風なんてないのに……」

02:00。インターホンが鳴り、続いて扉の外から遥の声——だが美咲は2時前にクローゼットが動いたことを思い出し、その声は囮かもしれないと怯える。リビングの美咲が玄関の方へ振り向く。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて! 遥だよ、助けて!」

佐伯美咲「インターホンから……遥の声? でも、2時前にクローゼットが動いた……この声、囮かもしれない。」

佐伯美咲「ダメ……覗き穴は見ない、まずモニター……!」

美咲は玄関へ駆け寄りサムターンに手を伸ばすが、ルール紙を思い出して指を止める。

佐伯美咲「遥!? 今開けるから——っ、ダメだ、ルール紙の警告……!」

ルールに従い、美咲はドアの覗き穴(ドアスコープ)を見ず、壁のインターホン子機のボタンを押して外を確認する。

佐伯美咲「ルール通りに……まずモニターを見る。」

インターホン子機のモニター映像(外の廊下)。映っているのは遥ではなく、黒いICレコーダーで遥の録音音声を再生する見知らぬ青白い女。女は三角の再生ボタンを押す。

廊下の女(ICレコーダーの録音音声)「美咲、開けて……美咲、開けて……」

美咲が後ずさる。「あれは遥じゃない……録音した遥の声を流してる!」

佐伯美咲「あれは遥じゃない……録音した遥の声を流してる!」

美咲はドアチェーンを掛け、自分のスマホから遥に電話をかける。

佐伯美咲「じゃあ本物の遥はどこに……!? 遥のスマホに掛けてみる!」

着信音は部屋の中——リビングの少し開いた木製クローゼットから鳴っている。

佐伯美咲「え……? 着信音が……部屋の中……?」

佐伯美咲「クローゼットから鳴ってる……!」

クローゼットの隙間から、人間のものではない灰白色の手が遥のピンクのスマホを握って現れる。遥のスマホを持った“何か”は、最初から部屋の中にいた。

佐伯美咲「2時前に開いたクローゼット……外の声は囮。遥のスマホを持った“何か”は、最初からこの部屋の中に……!?」

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