『毎朝妹から呼ぶ姉が、2人きりの今朝は妹を飛ばす』第1話「姉の点呼で消える』
——姉の点呼で消える
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最初から里奈が姉へ必死に呼びかける。点呼に入れてもらえない異常と、消えたくない願いを同時に見せる。
竹内 里奈「姉ちゃん、私も呼んで!消えちゃう!」
少し前から点呼を始めかけていた沙耶が、自分の名前を呼び、里奈は呼ばないと言う。朝の自宅での姉妹だと紹介する。
竹内 沙耶「沙耶、います。……妹の里奈は呼ばない。」
里奈がいつもの順番との違いを指摘し、最後に数えられなかった人が消える決まりを言う。姉の意図はまだ知らない。
竹内 里奈「いつも私から呼ぶのに。」
竹内 里奈「最後に数えられない人は消えるよ!」
沙耶は妹が怖がっても平静なまま。合計前は消えないが、点呼中は外へ出られないと確認する。
竹内 沙耶「合計を言うまで、消えないよ。」
竹内 沙耶「点呼中は外へ出られないけど。」
仕事へ出たい里奈が、自分に数える役を代わってほしいと頼む。
竹内 里奈「仕事に行くの。私に数えさせて。」
沙耶が、始めた人は途中で代われないと告げる。里奈が自分で数え直せない理由を示す。
竹内 沙耶「始めた人は、途中で代われない。」
沙耶が冗談だったと言い、里奈も呼ぶと約束する。いったん、ただの悪ふざけという答えを見せる。笑顔にはしない。
竹内 沙耶「冗談。ちゃんと里奈も呼ぶよ。」
里奈が姉の約束を信じて安堵する。仕事へ行くため、名前を呼ぶよう促す。まだ自分を消す目的は知らない。
竹内 里奈「これで仕事に行ける。早く呼んで。」
感動の山: 怖さの山。沙耶は妹の名前を呼ばず、自分だけで住みたい目的と合計を言い切る。台詞後は口を閉じ、無言の間を残す。
竹内 沙耶「私だけで住みたい。合計、1人。」
最初のコマでは里奈がまだいる。姉を見たまま驚きで固まり、全身が静かに薄れて消える。最後のコマは何もない床と壁になり、消失を完了させる。
沙耶は里奈がいた空間を見て、呼ばなかった妹が消えたと確認する。目的を果たした姉だけが家に残り、点呼の話を閉じる。
竹内 沙耶「呼ばなかった里奈は、消えた。」