『夫にクビにされた私、夫の会社の持ち主でした』第3話「あなたの取締役会は消えた』
——取締役から解任
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会議室。ノラがダニエルの前に正式な通知を置く。
ノラ「あなたは外れました。」
木曜日、3日後。ダニエルが抗議し、ノラがノーススターの株主としての決定で旧取締役5人が全員交代したと告げる。
ダニエル・リード「俺を外せるはずがない!」
ノラ「ノーススターが株主としての決定に署名しました。旧取締役5人は全員交代です。」
ダニエルがヴィクターも外れたのかと聞く。ノラはうなずく。
ダニエル・リード「ヴィクターもか?」
ノラ「はい。」
ダニエルは自分はまだCEOだと言い張る。エマは「今のところはね」と返す。ノラは記録を持って出ていく。
ダニエル・リード「それでもCEOは俺だ!」
エマ・ヘイル「今のところはね。」
新しい取締役会の議長クレアが入室し、明日の取締役会でダニエルの続投を決めると告げる。
クレア「新しい取締役会は明日開きます。あなたを残すかどうかは、そこで決めます。」
ダニエルが「エマが選んだんだろ」と食ってかかる。クレアは独立した判断をすると返す。ダニエルは会議室を出ていく。
ダニエル・リード「お前らはエマが選んだんだろ!」
クレア「彼女が選んだのは独立した取締役です。判断は私たちがします。」
同じ日の昼、財務室。ヴァネッサが経費画面を見る。「アスター・セキュリティ — 8万ドル」。机のスマホが鳴る。
ヴァネッサが電話に出る。電話の向こうのダニエルが、アスターへの支払いを片付けたかと聞く。
受話器の向こうから、ダニエル・リードの声が響いた。「アスターへの支払い、片付けたか?」
ヴァネッサ・コール「銀行はもう10日前に払ってる。」
ダニエルが誰にも詮索させるなと命じる。
受話器の向こうから、ダニエル・リードの声が響いた。「なら、誰にも詮索させるな。」
隣の机のルースが顔を上げる。ヴァネッサはスマホを置き、画面を閉じる。
ルース・ミラー「8万ドル? 何のために?」
ヴァネッサ・コール「カメラの更新よ。」
ルースは新しいカメラは一台も届いていないと言う。ヴァネッサは答えずに席を立つ。
ルース・ミラー「でも、新しいカメラなんて一台も届いてません。」
ルースが会計システムの原本記録を確かめ、社内の監査用フォルダに保全し、支払い記録を1枚印刷する。
ルース・ミラー「新しいカメラはない。作業報告書もない。」
ルースが連絡先の画面でマーカス・リー弁護士を探す。
支払い記録の拡大。承認者ヴァネッサ・コール、依頼者ダニエル・リード。
経理のルース・ミラーがつぶやく。二人とも知ってた。
ルース・ミラー「二人とも知ってたのね。」