『銀色の飾りをくれた友達が、私の寝顔を知っている』
——なぜ寝顔を知る?
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外した銀色の飾りを握る佳奈が、画面右外の典子に寝顔を知っている理由を聞く。字幕は開始直後から表示する。
前田 佳奈「なんで私の寝顔を知ってるの?」
典子が佳奈の寝顔の細部を口にする。冒頭で佳奈の声が不安と望みを明言する。下部字幕で両者の名前と関係、場所と時刻を示す。
前田 佳奈の声が響いた。「もう、見られたくない。」
杉山 典子「口、開けて寝てたよね。」
佳奈が外した飾りを胸元から少し上げ、典子からもらった物であると示す。黒い丸と赤い光が見える。
前田 佳奈「これ、典子にもらった飾りだよ。」
典子が同じ銀色の予備と青い袋を少し持ち上げる。準備のよさが小さな違和感になる。
杉山 典子「予備なら、もう持ってるよ。」
佳奈は同じ飾りを拒み、青い袋だけを欲しいと選ぶ。古い飾りはまだ佳奈が持っている。
前田 佳奈「飾りは嫌。青い袋だけ欲しい。」
左の佳奈から右の典子へ古い飾りが渡る。典子は予備と袋を保持したまま、空いている側で受け取る。
典子は古い飾りを保持したまま、カメラだと明かして預かると言う。佳奈には問題を取り除いてくれたように見える。
杉山 典子「これ、カメラだ。私が預かる。」
佳奈の肩が緩み、典子の方ではなく正面下へ視線が落ちる。典子に袋をお守りにすると伝える。
前田 佳奈「その袋、お守りにするね。」
感動の山: 怖さ。典子は佳奈が下を向いている間に、新しい銀色のカメラを青い袋へ落とす。内心の声だけが真相を言う。台詞後に無言を残し、カメラが袋へ落ちる軽い硬質音を強調する。
杉山 典子の声が響いた。「私の新しいカメラ。声も聞ける。」
右の典子から左の佳奈へ、カメラ入りの青い袋が渡る。佳奈は袋を見て安心している。古いカメラは典子が持ち続ける。
佳奈は青い袋を胸元に持ち、何も知らず安心している。袋の開いた口の内側に、新しい銀色のカメラの黒い丸と赤い光が見える。最後の字幕で意味を言い切り、その状態のまま終了する。