【公式映像脚本】『世界一かわいい彼女の、鍵のかかった透明な箱』
キャッチコピー:パステルカラーの部屋で笑う、世界一かわいい彼女のるり。だが本棚の隙間から覗く彼女の視線に違和感が生まれる。部屋の奥の「鍵のかかった透明な箱」を開けたとき、甘い表面の下に隠された本当の感情が露わになる。
■ あらすじ
パステルカラーの部屋で笑う、世界一かわいい彼女のるり。だが本棚の隙間から覗く彼女の視線に違和感が生まれる。部屋の奥の「鍵のかかった透明な箱」を開けたとき、甘い表面の下に隠された本当の感情が露わになる。
■ 登場人物
・星野 るり(lead / パティシエ見習いの彼女)
・朝倉 悠斗(lead / 写真家の彼氏)
■ チャプター構成
[00:00] 世界一かわいい彼女
[00:13] 本棚の隙間の違和感
[00:28] 鍵のかかった透明な箱
[00:41] 表面の笑顔と本心
[00:58] 共犯の純愛
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(2秒)
ト書き:0〜2秒:明るい恋愛シーン。朝のパステル調の部屋で、るりが満面の笑みで悠斗の首に抱きつく。
テロップ:[世界一かわいい俺の彼女には——]
◆ s02(4秒)
ト書き:抱きついたまま、悠斗の背後の透明な箱を見るるりの瞳から、一瞬だけ光が消える。
テロップ:[絶対に開けてはいけない「透明な箱」がある。]
星野 るり「ねえ、今日もずーっと一緒だよ?」
◆ s03(2.5秒)
ト書き:題字は合成。
テロップ:[世界一かわいい彼女の、鍵のかかった透明な箱]
◆ s04(5秒)
ト書き:最初の5〜10秒:甘くてポップな日常。るりが幸せな笑顔で悠斗にいたずらっぽくキスする。
朝倉 悠斗(声)「優しくて笑顔が眩しい、世界一かわいい俺の彼女。最高に幸せだった。」
【シーン 2】
◆ s05(5秒)
ト書き:5〜15秒:主人公の感じる違和感。悠斗がコーヒーを淹れながら、ふと背後の視線に気づいて振り返る。
朝倉 悠斗(声)「……でも最近、本棚の隙間からの視線に違和感がある。」
◆ s06(5秒)
ト書き:白い本棚の本の隙間から、るりが笑わずにじっと悠斗を覗き込んでいる。
テロップ:[本棚の隙間からの視線]
星野 るり「……今の連絡、誰から? 嘘ついたら許さないよ?」
◆ s07(4.5秒)
ト書き:悠斗が近づくと、パッと照明のような明るい笑顔に戻るるり。「表面上の感情」と「本心」の落差。
星野 るり「なんでもないよ! 午後9時の記念日ケーキ買ってくるね!」
【シーン 3】
◆ s08(4.5秒)
ト書き:15〜25秒:背景と照明の変化。冷たい青い影が落ちる暗い部屋で、悠斗が震えながら「透明な箱」の前に立つ。
朝倉 悠斗(声)「暗い部屋の奥。怖くなって、隠されていた透明な箱を開けた。」
◆ s09(3秒)
ト書き:透明なアクリルケースの中に並んだ、銀の腕時計と合鍵、隙間から撮られた無数のポラロイド。
テロップ:[失くした合鍵・本棚の隙間から隠し撮りされた寝顔写真 100枚]
◆ s10(6秒)
ト書き:悠斗が絶望と恐怖に息を呑む。かわいい笑顔の裏にあったのは、異常な執着だった。
朝倉 悠斗(声)「嘘だろ……!? 失くした合鍵と隙間からの写真……怖い、逃げなきゃ……!」
【シーン 4】
◆ s11(6秒)
ト書き:午後9時前。カチャリと玄関が閉まり、冷たい闇の中で背後に立ったるりが泣きそうな目で微笑む。
テロップ:[21時まで あと5分]
星野 るり「午後9時の記念日ケーキまであと5分……合鍵はここ、もう部屋から逃げられないよ?」
◆ s12(6秒)
ト書き:るりが悠斗を本棚に押しつけ、涙をこぼしながら彼の頬を包んで唇を寄せる。
星野 るり「これが私の醜い本心なの! 怖いなら、私を突き飛ばして逃げてよ……!」
◆ s13(4.5秒)
ト書き:すると悠斗の表情から怯えが消え、驚くほど優しく、そして深く甘い笑みが浮かぶ。
朝倉 悠斗「……逃げるわけないだろ。その南京錠の番号、俺の誕生日だろ?」
【シーン 5】
◆ s14(3秒)
ト書き:るりが涙を止めて目を見開く。
星野 るり「え……どうして、知ってるの……!?」
◆ s15(5.5秒)
ト書き:部屋の照明が再びパステルカラーの暖かい光に戻る。悠斗がポケットから、箱の予備の合鍵を取り出して微笑む。
朝倉 悠斗「半年前、透明な箱を買って置いた意味が、やっとわかった? あれは俺だよ。」
◆ s16(6秒)
ト書き:悠斗がるりの耳元に唇を寄せて本心を囁く。
朝倉 悠斗「君の重い本心を、全部俺だけに向けさせたかった。もう逃げられないのは、君のほうだ。」
◆ s17(4秒)
ト書き:悠斗がるりを強く抱きしめ、パステルカラーの光の中で甘く深くキスする。
テロップ:[透明な箱を買ったのは、俺のほうだった。]
朝倉 悠斗(声)「透明な箱を買ったのは、俺のほうだった。」