表示の設定

本文の文字の大きさ
背景
書体
行間
余白
向き
画面全体の文字サイズ

ボタンやメニューも含めて全体を拡大・縮小します。BunCho・スタジオと共通の設定です。

『私を捨てた夫が、私の会社に面接に来た』第8話「切り取られた言葉」(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

Instagram・TikTokなどは、端末の共有メニューまたはリンクをコピーして共有してください。投稿は各アプリで確認します。

2026/10/23 公開・996字・👁️ 2 閲覧

『私を捨てた夫が、私の会社に面接に来た』第8話「切り取られた言葉』

——同じ日の昼・会社の会議室|ネットに流れた音声(美咲の声)

────────────────────────

第7話と同じ日の昼、会社の会議室。切り取られた言葉。小野寺がノートパソコンで、ネットに流れた音声を流す。

小野寺 遥「これが、ネットに流れた音声です。美咲さんの声で、「あなたが私を捨てたこと……面接に落ちた」と聞こえます。」

これを聞くと、捨てられた仕返しに、美咲が元夫を落としたように聞こえる。

小野寺 遥「これだと、捨てられた仕返しに落としたように聞こえます。」

中村部長が会議室に入ってくる。投稿した人が、今度は「会社の録画こそ偽物だ」と書き込んでいる。

中村 浩二「投稿した人が、「会社の録画こそ偽物だ」と書き込んでいる。」

美咲は、それなら会社の録画を最後まで流してほしいと頼む。

高橋 美咲「それなら、会社の録画を最後まで流してください。」

小野寺が会社の録画を流す。美咲の言葉には続きがあった。「関係ない。あなた自身の嘘で決まったの」。

高橋 美咲「あなたが私を捨てたことと、面接に落ちたことは関係ない。あなた自身の嘘で決まったの。」

ネットの音声は、真ん中の「関係ない」が切り取られていた。

小野寺 遥「真ん中の「関係ない」が、切り取られていました。」

ネットの音声は、面接室の中でスマホで録られたもの。録れたのは、美咲と健太の二人だけ。

小野寺 遥「この音は、面接室の中でスマホで録られた音。録れたのは、美咲さんと健太さんの二人だけです。」

中村部長が美咲に頭を下げる。美咲の潔白が証明され、採用の仕事に戻る。

中村 浩二「高橋さん、すまなかった。採用の仕事に戻ってくれ。」

高橋 美咲「はい。」

会社は、投稿した健太に、名誉を傷つけたことへの訴えを起こすと決める。

中村 浩二「会社は、健太さんに訴えを起こします。嘘で、高橋さんの評判を落としたからです。」

     *

数日後の夜、健太のアパート。会社の弁護士からの通知が郵便受けに届き、健太が封を開けて読む。

高橋 健太「弁護士から……? 訴える……!? 俺がやったって、バレたのか。」

青ざめた健太は、通知を握ったまま、出ていった梨花の実家へ向かおうと玄関へ走る。

高橋 健太「梨花だ……。実家に帰った梨花に、頼むしかない。」

段落へのコメント

誤字・矛盾を報告

本文の文字を選ぶと、段落へのコメントや誤字・矛盾の報告ができます。

★で評価

レビューを書く

応援コメント 0

ログインして応援コメントを書く

通報する

理由