表示の設定

本文の文字の大きさ
背景
書体
行間
余白
向き
画面全体の文字サイズ

ボタンやメニューも含めて全体を拡大・縮小します。BunCho・スタジオと共通の設定です。

予約席の、書きたくない名前(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

Instagram・TikTokなどは、端末の共有メニューまたはリンクをコピーして共有してください。投稿は各アプリで確認します。

2026/10/24 公開・561字

『予約席の、書きたくない名前』

——紗季・修司の娘、倉庫で働く28歳

────────────────────────

無言の先行hook:娘が作業着の上着を脱いで椅子の背に掛け、父がそれを椅子の陰へ押し込む。(冒頭では発話しない)。

父が椅子の陰の作業着をさらに奥へ押し込む。

修司「仕事のことは、黙ってて。紗季。」

修司「父さんが、恥ずかしいだけだ。」

娘が隠された袖を取り出す。

紗季「私、嘘をつきに来たの?」

父は空席の名札を整え、自分の名札をポケットにしまい直す。

修司「相手の家は、立派だから。」

娘は名札を伏せる。

紗季「倉庫の仕事は、立派じゃない?」

父が視線を落とす。

修司「そういう意味じゃない。」

娘は座らず答えを待つ。

紗季「じゃあ、どういう意味?」

父が、隠していた本当の気持ちを初めて口にする。

修司「俺が、比べられるのが怖い。」

娘が椅子の陰から戻した作業着を膝に置く。

紗季「隠すのは、私じゃなくてその気持ち。」

父が初めて娘の目を見る。

修司「紗季。仕事、好きか。」

娘が小さく頷く。

紗季「誰かの明日に、荷物を届けてる。」

父が名札を娘へ返し、自分の名前を名乗る。

修司「修司だ。紗季の父だ。」

紗季「うん。ちゃんと聞こえた。」

娘が自分の席へ座る。

紗季「私が話す。隣にいて。」

段落へのコメント

誤字・矛盾を報告

本文の文字を選ぶと、段落へのコメントや誤字・矛盾の報告ができます。

★で評価

レビューを書く

応援コメント 0

ログインして応援コメントを書く

通報する

理由
予約席の、書きたくない名前(動画版) 第1話「小説版(ノベライズ本編)」 | AI BunCho