【公式映像脚本】『妹の部屋に毎晩届く私の声、そのわけ』
キャッチコピー:真夜中・姉の家/妹の美和
■ 登場人物
・佐伯 美和(妹。姉の家に泊まりに来た会社員。)
・佐伯 春香(姉。母の遺した声を毎晩流している。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(4秒)
ト書き:美和が布団から飛び起き、隣の部屋の方を向いて驚く。テロップで妹の美和と分かる。
テロップ:[真夜中・姉の家/妹の美和]
佐伯 美和「今、私の声で「おはよう」って…」
◆ s02(5秒)
ト書き:姉の春香が隣の部屋から襖を開けて入ってきて、落ち着かせようとする。
佐伯 春香「びっくりした?姉の春香だよ。録音しておいたの」
◆ s03(5秒)
ト書き:美和がスマホの録音一覧を確かめるが、何も残っていない。
佐伯 美和「録音なんて、されてないよ?」
◆ s04(5秒)
ト書き:春香が古いボイスメモの画面を差し出し、美和がのぞき込む。
佐伯 春香「お母さんが残した声なの」
◆ s05(5秒)
ト書き:美和が目を丸くして、母が三年前に亡くなったことを口にする。
佐伯 美和「お母さん、三年前に亡くなったよね」
◆ s06(5秒)
ト書き:春香が画面の日付を指さし、一覧が三年前で止まっていると明かす。
佐伯 春香「日付は、全部三年前で止まってる」
◆ s07(6秒)
ト書き:春香が『毎晩あなたを起こす声を残した』と言い切り、静かな間。
佐伯 春香「お母さんは、毎朝あなたを起こす声を残した」
◆ s08(5秒)
ト書き:美和の目から涙がこぼれ、母の声を聞いたのだと分かる。
佐伯 美和「あれ、お母さんの声だったんだ」
◆ s09(5秒)
ト書き:春香が隣の部屋の襖を開け、奥に古いボイスメモが並んでいるのが見える。
佐伯 春香「毎晩、ここで流してるの」
◆ s10(6秒)
ト書き:美和が春香に礼を言い、二人が並んで立って静かに終わる。
テロップ:[隣の部屋から聞こえたのは、母の声でした]
佐伯 美和「ありがとう。明日も、起こしてね」