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私のミスを、返してください(動画版) ・ AI BunCho 公式

第1話第1話:小説版(ノベライズ本編)

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2026/10/24 公開・698字

『私のミスを、返してください』

——私のミスを、返してください

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無言の先行hook:上司が一枚の報告用紙を押し出す。(冒頭では発話しない)。

上司が一枚の報告用紙を押し出す。

奈央「私の誤字を直して、訂正報告したいんです。」

坂井「責任は全部、君でいいね。」

担当者が青いファイルを開く。

奈央「私の誤字は、私が直して訂正報告します。」

上司が別の用紙を重ねる。

坂井「会場の変更は、俺の承認だ。」

上司が重ねた二枚を、自分の手で横に分ける。担当者は指で示す。

奈央「会場を変えたのは、誰ですか。」

上司がペンを握り直す。

坂井「そんな言い方なら、次の仕事はない。」

上司が自分の手で承認の入った紙を担当者へ向け、担当者が指で承認欄を指す。

奈央「この承認欄、あなたの字です。会場を変えたのは、あなたです。」

上司が椅子へ深く座る。

坂井「今さら、責めたいのか。」

担当者が上司の手から二枚の紙を受け取り、机に並べる。

奈央「違います。直す前に、間違いを分けたい。私の誤字と、そちらの確認漏れです。」

坂井「……わかった。では、二人で説明に行こう。」

上司が誤字の紙へ手を伸ばす。

坂井「俺の確認漏れは、俺が説明する。君の誤字は、君が直してくれ。」

担当者が誤字の紙を自分の前へ戻す。

奈央「私の誤字は、私に返してください。」

上司がペンを机に置く。

坂井「……ああ。君の誤字は、君のものだ。二人で、説明しよう。」

二人が同じ側へ椅子を動かす。上司が誤字の紙を担当者へ返し、担当者が青いファイルに収める。

奈央「私の誤字は、私が直します。」

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