『彼に浮気を問い詰めたら、壁の向こうも彼女だった』
——夜・美穂の部屋
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夜、美穂の部屋。美穂が恋人の慎二に浮気を問い詰め、別れたいと告げる。理沙は同じ部屋の壁の陰にいる。
安達 美穂「浮気を認めて。別れたいの。」
同じ部屋の壁の陰にいる理沙を見せる。昼、二人が写真から嘘を知ったことを字幕で説明する。
高瀬 理沙「ここで聞いてる。言い逃れさせない。」
慎二が浮気を否定する。美穂は理沙の名前を出す。
藤田 慎二「浮気なんて、お前の勘違いだろ。」
安達 美穂「じゃあ、理沙って誰?」
理沙は壁の陰から動かない。慎二が二人の友人関係を知らないことを美穂の内心で明示する。
安達 美穂の声が響いた。「私は思った。彼は私と理沙が友達だと知らない。」
慎二が言い訳を探す間、美穂が現在も理沙と付き合っているのか確認する。
安達 美穂「私と別れず、理沙とも付き合ってる?」
藤田 慎二「だから、違うって。」
慎二が、理沙とは既に別れたという具体的な嘘をつく。
藤田 慎二「理沙とは別れた。もう会ってない。」
美穂が結婚について尋ねると、慎二は美穂との結婚を否定する。
安達 美穂「じゃあ、私と結婚するつもり?」
藤田 慎二「いや。お前との結婚は考えてない。」
慎二が自分から理沙との結婚を口にする。その直後、理沙が壁の陰から出る。別れたという嘘が本人の言葉で崩れる。
藤田 慎二「俺、理沙と結婚するから。」
高瀬 理沙「別れた私と、結婚するの?」
感情の山: 理沙が結婚を断る。決め台詞は前半で言い終え、後半は三秒以上無言。慎二が言葉を失う間に音楽を盛り上げる。
高瀬 理沙「その結婚、私からお断り。」
美穂も別れを明言する。美穂と理沙は並んで扉から退出し、慎二との関係を二人とも終わらせる。扉の先は映さず、閉じた扉で物語を閉じる。
安達 美穂「私も別れる。これで終わり。」