『親友に失恋祝いに誘われた私、誰に振られたの?』
——誰に振られたの?
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夜、大地の部屋。失恋祝いに誘われた真琴が、向かいの大地を困った顔で見る。黄色いカップは真琴の前、青いカップは大地の前に置かれている。
清水 真琴「告白したいのに、失恋祝い?」
大地は自分の失恋祝いだと説明し、誘った理由を伝える。真琴は自分への誘いが恋の誘いではないのかと戸惑う。
西村 大地「俺の失恋祝い。それで誘ったんだ。」
大地が、真琴に好きな人がいると聞いた以前の会話を持ち出す。相手の名前を知らないことが伏線になる。
西村 大地「この前、好きな人がいるって言ったろ。」
真琴も、大地が同じ会話で好きな人がいると答えたことを確認する。
清水 真琴「うん。大地も、いるって言ったよね。」
真琴は、大地の言葉を聞いて告白をやめるつもりだったと話す。大地はまだ、自分への告白だったとは気づかない。
清水 真琴「だから、言わずにあきらめるつもりで。」
真琴は自分の話から大地の失恋へ話を戻し、好きな相手に振られたのか確かめる。
清水 真琴「大地は、その人に振られたの?」
大地は告白さえしておらず、真琴に好きな人がいることを理由にあきらめていたと話す。
西村 大地「まだ。でも真琴に好きな人がいるなら。」
感動の山: 大地が真琴への告白を言い切る。真琴の目が大きく開く。セリフは開始から二秒半以内に終え、残り三秒は無言で見つめ合い、音楽を盛り上げる。
西村 大地「俺の好きな人は、真琴だよ。」
真琴も好きな相手の名前を明かす。二人が互いに別の相手を好きだと思っていただけだと、はっきり分かる。
清水 真琴「私が好きなのも、大地だよ。」
真琴が自分用の黄色いカップ、大地が自分用の青いカップを持ち上げる。失恋祝いではなく初デートだと言い、笑って乾杯する。カップが触れて物語を閉じる。
清水 真琴「じゃあ、これ初デートだね。」