【公式映像脚本】『FINAL 7 ― 消せないテイク』第3話「一枚の列』
キャッチコピー:『FINAL 7 ― 消せないテイク』第3話「一枚の列」
■ 登場人物
・ソラ(19歳・165cm。クール/パフォーマンス最強。練習動画の構成担当。揉め事を止めるため問題の見える部分を切ろうとする。)
・ミウ(18歳・158cm。繊細なボーカルエース。歌を消されることを拒み、NANAの曲を最初に信じる。)
・レイ(21歳・168cm。唯一の金髪。ダンスと練習の進行係。事実と推測を切り分ける。)
・ナナ(19歳・161cm。癒し系、作詞・作曲。未発表曲『余白の名前』の作者。売上一枚の劣等感と嫉妬を認める。)
・客C(NANAから一枚だけ買った成人の客「はじめてさん」。声と手元だけ。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(2秒)
ト書き:NANAのチェキを持つ客Cの手。客C「一枚じゃ、足りないですか」。NANAが顔を上げる。
客C「一枚じゃ、足りないですか」
◆ s02(5秒)
ト書き:「同日13:05」。NANAの短い列。客C(画外)「今日、一枚しか買えなくて」
テロップ:[同日13:05]
客C「今日、一枚しか買えなくて」
◆ s03(6秒)
ト書き:NANA、思わず隣の長い列を見る。「そんなの……」 客C「歌、好きでした。ナナさんが作ったやつ」
ナナ「そんなの……」
客C「歌、好きでした。ナナさんが作ったやつ」
◆ s04(6秒)
ト書き:NANA「自分の曲は、まだ歌ってないです」 客C「じゃあ、いつか聴きたいです」
ナナ「自分の曲は、まだ歌ってないです」
客C「じゃあ、いつか聴きたいです」
◆ s05(5秒)
ト書き:NANA、少し笑う。「……覚えててくれます?」 客C「はい」
ナナ「……覚えててくれます?」
客C「はい」
◆ s06(4秒)
ト書き:NANAは宛名「はじめてさん」と星一つを書く。
テロップ:[宛名「はじめてさん」 ☆]
◆ s07(5秒)
ト書き:NANAは一枚の使用済み券を透明の個人売上袋へ入れる。客のチェキは客に渡し済み。
◆ s08(6秒)
ト書き:REI、掲示を確認。「明日20時、参加確認。四人枠。分かってるよね」
テロップ:[最終審査 正式デビュー:4名 参加意思確認:明日20:00まで]
レイ「明日20時、参加確認。四人枠。分かってるよね」
◆ s09(5秒)
ト書き:NANA「売れた順?」 REI「売上も参考。順位だけで決まらない」
ナナ「売れた順?」
レイ「売上も参考。順位だけで決まらない」
◆ s10(6秒)
ト書き:NANA「でも、数字は残る」 REI「技術も残る。明日の練習、休まないで」
ナナ「でも、数字は残る」
レイ「技術も残る。明日の練習、休まないで」
◆ s11(5秒)
ト書き:NANA「レイは、怖くないの」
ナナ「レイは、怖くないの」
◆ s12(6秒)
ト書き:REI、答えるまで二拍。「怖いから、練習する」
レイ「怖いから、練習する」
◆ s13(4秒)
ト書き:SORAが七人の練習動画を開く。画面に「公開用・笑顔だけ」の仮編集。MIU「それ、何を切ったの?」
テロップ:[公開用・笑顔だけ]
ミウ「それ、何を切ったの?」
◆ s14(5秒)
ト書き:再生中の全員の笑顔が一斉に止まる。