『AIに面接を任せたら、社長が不採用になった』
——0〜3秒の異常事態「俺が自社のAI面接で落ちた!?」——会社で唯一まともな判断をしたAIの末路。
────────────────────────
経費削減のため、最新の採用AIを導入したワンマン社長・黒崎。テストとして自分が応募者として面接を受けたところ、わずか3秒で『不採用(会社のお荷物)』と判定されてしまう。激怒してAIのログを開いた社長だったが、ラスト10秒で全社員とAIによる衝撃の逆転劇が待っていた。
黒崎 剛(ワンマン社長(48歳))——自社導入したAI面接のテストで不採用になった社長。
水瀬 葵(社長秘書(27歳))——冷静沈着にAIの判定結果を読み上げる優秀な秘書。
社長、自社のAI面接で落ちる。
黒崎社長「おい水瀬! 俺が自社のAI面接を受けたら、 3秒で不採用になったぞ!?」
AIの辛辣な不採用理由。
水瀬秘書「AI判定ログ:『話が長い・武勇伝が古い・論理思考ゼロ。 採用した場合、3年以内に会社が傾くリスク特大』」
社長の抗議と再テスト。
黒崎社長「バグだ、完全にバグだ! 俺は創業者で社長だぞ! 今すぐ俺の経歴を最高ランクで再審査させろ!」
AIの追加分析「一番のコスト」
水瀬秘書「再審査結果:『全データ分析の結果、業績悪化の 最大の原因は現社長の思いつき発言と判明』」
取締役会からの通知。
黒崎社長「待て水瀬、そんなAI今すぐ電源を抜け! ……え? なんで役員全員から通知が来てるんだ?」
*
その瞬間、空気が凍りついた。AI新社長の誕生。
水瀬秘書「株主総会で、このAIが新社長に選任されました。 黒崎さん、来週からインターンとして頑張りましょうね!」
日常のわずかな綻びから始まった『AIに面接を任せたら、社長が不採用になった』の真実は、静かな余韻を残して幕を閉じる。だが、彼らが選んだその先の未来はまだ誰も知らない。