【公式映像脚本】『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第27話「最後の復讐は、許すこと』
キャッチコピー:『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第27話「最後の復讐は、許すこと」
■ 登場人物
・モンテ・クリスト伯(エドモン)(1838年。莫大な財宝を手にし、モンテ・クリスト伯としてパリに現れたエドモン。冷たく青白い美貌。)
・ダングラール男爵(銀行家)(1838年。パリの大銀行家ダングラール男爵となったダングラール。)
・フェルナン(1815年、メルセデスに恋するカタルーニャ村の漁師。嫉妬からエドモンを陥れる。)
・ヴィルフォール(1815年、マルセイユの検事代理。父ノワルティエの秘密を守るため、無実のエドモンを牢に送る。)
・ベルツッチオ(伯爵の忠実な執事。コルシカ出身。昔ヴィルフォールを襲い、埋められた赤ん坊を救った。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(3.5秒)
ト書き:黒衣の伯爵が旧名を告げる衝撃のフック(この話「最後の復讐は、許すこと」の冒頭)。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「私はエドモン・ダンテスだ。」
◆ s02(3.6秒)
ト書き:告げられた名前にダングラールが愕然とする。
ダングラール男爵(銀行家)「……そんな、馬鹿な。」
◆ s03(3.2秒)
ト書き:伯爵が告発状の経緯を語る。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「告発状を書いたのはお前だ。フェルナンが投函し、ヴィルフォールが私をイフ城に送った。」
◆ s04(3.1秒)
ト書き:投函したフェルナンの記憶のイメージ。
◆ s05(3秒)
ト書き:ヴィルフォールが書類を封じる記憶のイメージ。
◆ s06(2.6秒)
ト書き:ダングラールが命乞いをする。
ダングラール男爵(銀行家)「助けてくれ……頼む!」
◆ s07(2.1秒)
ト書き:伯爵は表情を変えない。
◆ s08(2.1秒)
ト書き:十四年の歳月を告げる伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「私は十四年間、自由を奪われた。」
◆ s09(4.6秒)
ト書き:金と引き換えに命乞いするダングラール。
ダングラール男爵(銀行家)「金は全部やる! だから殺さないでくれ!」
◆ s10(3.4秒)
ト書き:最後まで金の話をすることを嘲る伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「お前は最後まで金の話をする。」
◆ s11(3.5秒)
ト書き:ダングラールが自らの過ちを認める。
ダングラール男爵(銀行家)「……私は間違っていた。」
◆ s12(5.5秒)
ト書き:寡婦と孤児の金を踏み倒した罪を責める。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「寡婦と孤児のための金まで踏み倒そうとしたな。」
◆ s13(3.8秒)
ト書き:返すと誓うダングラール。
ダングラール男爵(銀行家)「返す……返してくれ……。」
◆ s14(3秒)
ト書き:慈善基金が既に返済されたと告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「慈善基金の五百万は、もう返されている。名も知れぬ者の手でな。」
◆ s15(2.6秒)
ト書き:理由を問うダングラール。
ダングラール男爵(銀行家)「なぜ……?」
◆ s16(6.1秒)
ト書き:罪なき者を巻き込んだことを悔いる伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「罪のない者まで巻き込んだ。もう誰も苦しめたくない。」
◆ s17(5.4秒)
ト書き:背を向け、許しと残りを告げる伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「私も許されたいと願っている。だから、お前を許す。残りの五万フランは持っていけ。」
◆ s18(2.8秒)
ト書き:モンテ・クリスト島へ向かう船上の情景。
◆ s19(5.3秒)
ト書き:ベルツッチオがマクシミリアンの到着を告げる。
ベルツッチオ「伯爵、マクシミリアン様が到着されます。」
◆ s20(3秒)
ト書き:約束の日だと応じる伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「約束の日だな。」
◆ s21(2.9秒)
ト書き:真実を伝えるか問うベルツッチオ。
ベルツッチオ「本当のことをお伝えしますか?」
◆ s22(4.4秒)
ト書き:手紙を見つめ、彼に幸福を返そうと誓う。
モンテ・クリスト伯(エドモン)(声)「今度こそ、彼に幸福を返そう。」