【公式映像脚本】『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第28話「待て、しかして希望せよ』
キャッチコピー:『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第28話「待て、しかして希望せよ」
■ 登場人物
・ヴァランティーヌ(ヴィルフォールの娘(前妻の子)。マクシミリアンの恋人。祖父ノワルティエに愛される。)
・モンテ・クリスト伯(エドモン)(1838年。莫大な財宝を手にし、モンテ・クリスト伯としてパリに現れたエドモン。冷たく青白い美貌。)
・マクシミリアン(船主モレルの息子。騎兵大尉。ヴァランティーヌの恋人。)
・エデ(ギリシャの王女。父アリー・パシャをフェルナンに裏切られ、奴隷として売られた。伯爵に救われ、共に暮らす。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(3.5秒)
ト書き:冒頭フック。死んだはずの恋人が振り返る衝撃のカット。(この話「待て、しかして希望せよ」の冒頭)。
ヴァランティーヌ「マクシミリアン……!」
◆ s02(4.5秒)
ト書き:時間を遡り、モンテ・クリスト島の庭園で伯爵とマクシミリアンが対峙する。
テロップ:[その少し前・モンテ・クリスト島]
マクシミリアン「伯爵、もう約束の一か月です。」
◆ s03(6.2秒)
ト書き:伯爵の相づちに、マクシミリアンが彼女なしでは生きられないと告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「……ああ。」
マクシミリアン「私は彼女なしでは生きられない。」
◆ s04(4.5秒)
ト書き:伯爵が最後の扉を開けるよう促す。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「では、最後の扉を開けてごらん。」
◆ s05(3.8秒)
ト書き:扉が開き、白いドレスのヴァランティーヌが現れる。
◆ s06(6.4秒)
ト書き:マクシミリアンとヴァランティーヌの再会の視線の切り返し。
マクシミリアン「……ヴァランティーヌ?」
ヴァランティーヌ「あなたを待っていたの。」
◆ s07(4.1秒)
ト書き:二人が抱き合い、夢でないことを確かめ合う。
マクシミリアン「夢じゃないんだな……。」
◆ s08(4.3秒)
ト書き:伯爵が二人の新たな人生を祝福する。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「君たちの人生は、これからだ。」
◆ s09(4.9秒)
ト書き:海を見下ろすテラスで、エデが伯爵にこれからの行方を尋ねる。
エデ「伯爵。あなたはこれから、どこへ?」
◆ s10(6.3秒)
ト書き:伯爵は未定と答え、エデは共に行くと告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「……まだ決めていない。」
エデ「では、私も一緒に。」
◆ s11(5.2秒)
ト書き:伯爵がエデに恩を返す必要はないと告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「私への恩を返す必要はない。君は自由だ。」
◆ s12(3.5秒)
ト書き:エデが伯爵の手を取り、恩ではないと告げる。
エデ「恩ではありません。」
◆ s13(4.3秒)
ト書き:エデが伯爵への愛をまっすぐに告げる。
エデ「私は、あなたを愛しています。」
◆ s14(3.4秒)
ト書き:翌朝、二人が伯爵の別れの手紙を開く。
テロップ:[翌朝]
◆ s15(3.4秒)
ト書き:伯爵とエデを乗せた船が水平線へと向かう。
◆ s16(6秒)
ト書き:手紙の最後の一文を接写。伯爵の声で人生の幸福も絶望も永遠ではないと響く。
モンテ・クリスト伯(エドモン)(声)「人生の幸福も絶望も、永遠には続かない。」
◆ s17(5.2秒)
ト書き:遠ざかる白い帆と「待て、しかして希望せよ」の言葉で物語が完結する。
テロップ:[待て、しかして希望せよ。]