『隣の部屋から聞こえる私の声、それは妹の最後のメッセージだった』
——隣の部屋から聞こえる私の声、それは妹の最後のメッセージだった
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美咲が壁の向こうから聞こえる自分の声に驚く。
小柳 美咲「小柳美咲、二十八歳。また私の声が…」
小柳 美咲「隣の部屋から、毎晩聞こえるの」
美咲が妹の死を思い出す。
小柳 美咲「妹の春香を亡くしてから、もう三年…」
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美咲が澄江に相談し、澄江が録音機を見せる。
大川 澄江「隣人の澄江さんよ。妹さんから預かったの」
小柳 美咲「え…?」
澄江が録音機の説明をする。妹が姉の声を録音していたと明かす。
大川 澄江「春香さんは、あなたの声を録音してたの」
*
美咲が妹の気持ちを理解し、涙を流す。
小柳 美咲「私の声を聞いて、寂しくなかったんだ…」
*
美咲が録音機を消さずに残すことを決める。
小柳 美咲「この声、消さないよ」
美咲が妹の声を聞き、静かに微笑む。
小柳 美咲「春香の最後のメッセージ、ちゃんと届いたよ」
*
美咲が壁に向かって「もう怖くない」とつぶやく。
小柳 美咲「もう、怖くないよ」
美咲が静かに微笑み、物語が閉じる。
小柳 美咲「おやすみ、春香」