【公式映像脚本】『母の許可より、私の返事』
キャッチコピー:母の許可が必要?
■ 登場人物
・美緒(wife)
・圭(husband)
・志保(his mother)
■ 本編カット割り台本
【シーン scene1】
◆ s01(4秒)
ト書き:最初の1秒は無言で、字幕は「母の許可が必要?」だけ。1秒より後に妻・美緒と夫・圭を紹介し、美緒の希望と、圭が母の反対を予想していることを示す。
テロップ:[母の許可が必要?]
テロップ:[妻・美緒は、やりたい仕事へ転職したい / 夫・圭は「母が反対すると思う」]
美緒「やりたい仕事に、転職したい。」
◆ s02(5秒)
ト書き:圭は自分の予想として母の反対を持ち出し、美緒を止める。圭の青い湯飲みを卓上に置き終え、手を離す。以後、s13で再び手に取るまで卓上にある。
テロップ:[母の許可より、私の返事]
テロップ:[圭は、母の反対を理由に止める]
圭「母さんが反対すると思う。だから、やめておこうよ。」
◆ s03(5秒)
ト書き:妻が来客の椅子を引く。
美緒「じゃあ、お義母さんに直接聞く。」
◆ s04(4.5秒)
ト書き:志保は夫婦の家を訪ね、玄関から入って志保の鞄を玄関脇へ置く。転職の話を今日初めて聞いたと明言する。圭が言ったのは予想であり、志保がすでに反対していたわけではない。
テロップ:[志保・圭の母・美緒のお義母さん / 夫婦の家を訪問]
美緒「お義母さん、私、転職したいんです。」
志保「転職? 初めて聞いたわ。」
◆ s05(4秒)
ト書き:妻が母へ顔を向ける。
美緒「お義母さん、私の転職に反対ですか。」
◆ s06(5秒)
ト書き:母は腰を下ろさず立ったまま、妻の返事を待つ。
テロップ:[美緒の仕事だから、美緒が決める]
志保「美緒さんの仕事だもの。決めるのは美緒さんよ。」
◆ s07(5秒)
ト書き:夫が二人の間へ割って入る。
テロップ:[圭が気にするのは、帰りの時間と家事]
圭「でも、帰りが遅くなったら、家事はどうするの。」
◆ s08(5秒)
ト書き:妻が夫へ向き直る。
テロップ:[今、反対を口にしたのは圭]
美緒「それ、お義母さんじゃなくて、圭が反対なの?」
◆ s09(5秒)
ト書き:圭自身の帰宅時間と家事への不満を受け、志保が圭を見て一行だけ告げる。空の客用のカップを卓上の脇へ移して手を離し、圭を見つめる無言の間を2秒残す。音楽はこの一行で盛り上げ、ここだけを山にする。
テロップ:[母は、反対の理由にされるのを断る]
志保「自分の反対を、私のせいにしないで。」
◆ s10(5秒)
ト書き:音楽を落ち着かせる。圭は目を伏せ、母のせいにしていたことと、s07で口にした帰宅時間への不満が自分の本音だったことを静かに認める。新しい反対理由や第二の山にはしない。
テロップ:[反対だったのは、母ではなく圭]
圭「母さんのせいにした。帰りが遅くなるの、嫌だった。」
◆ s11(4.5秒)
ト書き:美緒は夫の隣に椅子を移す。これから挑戦したい仕事への希望を改めて伝える。転職や勤務開始はまだしていない。
テロップ:[転職はあきらめず、圭と話したい]
美緒「それなら、私に言って。私、その仕事に挑戦したい。」
◆ s12(4秒)
ト書き:母が自分の鞄を手に取る。客用のカップは卓上の脇に置いたまま。
テロップ:[母が決めず、夫婦で話す]
志保「私が決める話じゃないわ。二人で話しなさい。」
◆ s13(3秒)
ト書き:圭はs02で卓上に置いた圭の青い湯飲みを再び手に取り、食器を片付け始める。自分が持ち出した家事の問題を美緒だけに負わせず、家事の分担を二人で考えようと呼びかける。転職の決定や具体的な分担の合意までは描かない。
テロップ:[家事も、二人で考える]
圭「家事の分担、二人で考えよう。」