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最後のベルを、二人で鳴らす(動画版) ・ AI BunCho 公式

第2話第2話:映像脚本・カット割り台本

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2026/10/25 公開・1,371字

【公式映像脚本】『最後のベルを、二人で鳴らす』

キャッチコピー:まだ閉めないで

■ 登場人物

・葵(adult sister)

・亮(adult brother and shopkeeper)

■ 本編カット割り台本

【シーン scene1】

◆ s01(6秒)

 ト書き:冒頭から亮が「まだ閉めないで!」と切迫した声で訴え、片付ける葵の手を止める。最初の1秒は同じ言葉の字幕だけを表示。その後、父の喫茶店を今日で閉めることと、姉弟の関係を示す。

 テロップ:[まだ閉めないで]

 テロップ:[葵(姉)]

 テロップ:[亮(弟・店主)]

 テロップ:[最後のベルを、二人で鳴らす]

 亮「まだ閉めないで!」

 葵「亮、姉ちゃんと父さんの喫茶店、今日で閉めよう。」

◆ s02(3秒)

 ト書き:ベル(父の店の呼び鈴)は亮の手にあり、箱には入っていない。亮は片付けを止めたまま、しまわないでと頼む。

 テロップ:[ベル(父の店の呼び鈴)]

 テロップ:[亮が持っている。まだ箱にはしまっていない。]

 亮「父さんのベル、しまわないで。」

◆ s03(3秒)

 ト書き:姉が段ボールへ目を落とす。

 葵「もう、誰も来ないよ。」

◆ s04(3秒)

 ト書き:弟が二つのカップを残す。

 亮「最後の客が、まだなんだ。」

◆ s05(3秒)

 ト書き:姉が客席を見る。

 葵「誰を待ってるの?」

◆ s06(6秒)

 ト書き:亮が口に出せなかった願いを静かに話し、空いた客席の椅子を引く。葵はその椅子と亮を見比べる。

 亮「母さんに、休みに来てって言いたかった。でも、言えなかった。」

◆ s07(6秒)

 ト書き:葵は母がもう店には来ないことを確かめ、亮の悔しさを受け止める。理由の説明や母の声は入れない。

 葵「母さんは、もう店には来ないね。その悔しさ、分かるよ。」

◆ s08(6秒)

 ト書き:亮は母を誘えなかった事実と、最後の客にしたかった願いを淡々と話す。泣き崩れたり表情をほどいたりせず、感情の解放は最後まで残す。

 亮「母さんを、この店に誘えなかった。母さんを最後の客にしたかった。」

◆ s09(4秒)

 ト書き:葵がs06で亮の引いた同じ椅子を見て、今日は私が最後の客、と引き受けて座る。

 葵「今日は私が最後の客。」

◆ s10(3秒)

 ト書き:弟がカップを一つ持つ。

 亮「ご注文は。」

◆ s11(5秒)

 ト書き:葵と亮が一緒に飲むためのカップ二つを頼み、葵が隣の椅子を引く。静かな誘いにとどめ、亮のうなずきや表情の解放はまだ見せない。飲み物は出さない。

 テロップ:[葵と亮が一緒に飲むためのカップ二つ]

 葵「カップ二つ。一緒に飲もう。隣、座って。」

◆ s12(6秒)

 ト書き:亮はベルとカップをカウンターに置いて両手を空け、エプロンを外して椅子の背に掛け、葵の隣に座る。まだうなずかず、表情もほどかない。

◆ s13(6秒)

 ト書き:感動の山: 葵が亮の悔しさを受け止めたねぎらいを届ける。亮は葵と、二人分のカップと、しまうのを拒んだ同じベルを見て小さくうなずく。最後のベルを、二人で鳴らす。亮が息を吐いて表情をほどき、閉店を受け入れる。

 葵「お疲れさま。二人で閉めよう。」

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