【公式映像脚本】『隣人に窓の手形を見せたら、知りすぎた返事だった』第1話「朝、私の部屋の窓に泥の手形…なぜ内側に?』
キャッチコピー:内側に手形?
■ 登場人物
・長尾 文香(窓の内側の手形を見つけた部屋の住人。)
・原口 恵美(文香に呼ばれた隣人で、夜の侵入者。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(5秒)
ト書き:朝。文香が、閉じた窓の内側に残る乾いた泥の手形を見つめる。内側の手形を怖がり、恵美を呼ぼうと口にする。手形は消さない。
テロップ:[内側に手形?]
長尾 文香「内側に手形…怖い。恵美を呼ぼう。」
◆ s02(5秒)
ト書き:文香に呼ばれた恵美が画面右の開いた戸口から室内右側へ入る。文香は窓際の左側から恵美を見る。両者の名前と関係を紹介する。
テロップ:[この部屋に住む文香/隣に住む友人の恵美]
長尾 文香「手形が怖くて、呼んだの。」
◆ s03(5秒)
ト書き:右側に立った恵美が、昨夜、文香が寝ながら笑っていたと言う。視線は画面外左側の文香へ向けたまま。
原口 恵美「昨夜、寝ながら笑ってたね。」
◆ s04(5秒)
ト書き:左側の文香が、昨夜はカーテンを閉めていたのに、なぜ寝顔が見えたのかと尋ねる。外からは見えないはずの自分の様子を知る恵美に、疑いを持つ。
長尾 文香「カーテン閉めてたのに、なんで見えたの?」
◆ s05(5秒)
ト書き:恵美の左袖についた乾いた茶色の泥を、文香が画面外から指摘する。恵美は袖を隠さず、平静を保つ。
長尾 文香(声)「袖にも、同じ色の泥がついてる。」
◆ s06(5秒)
ト書き:恵美は昨夜ベランダで転んだと答える。侵入についてはまだ言わない。左袖の泥はそのまま残る。
原口 恵美「昨夜、ベランダで転んだだけ。」
◆ s07(5秒)
ト書き:文香は、隣とベランダがつながっていることと、昨夜は窓を少し開けて寝たことを結びつける。窓の手形は同じ位置に残る。
長尾 文香「隣とベランダ、つながってる。」
長尾 文香「窓、少し開けて寝てた…。」
◆ s08(5秒)
ト書き:感動の山: 怖さの山。恵美が窓から毎晩入っていたと認める。決め台詞を冒頭から約2秒で言い終え、その後は3秒近く無言で文香を見る。
原口 恵美「そこから、毎晩入ってたの。」
◆ s09(5秒)
ト書き:文香が窓の手形へ目を落とす。恵美が画面外から、昨夜の雨で汚れた自分の手が窓の内側に触れたと説明する。
原口 恵美(声)「雨で汚れた手で、内側に触ったの。」
◆ s10(5秒)
ト書き:恵美が、目的は文香の寝顔を見ることだったと明言する。現在窓が閉じている理由も、自分が帰る時に閉めたからだと説明する。
原口 恵美「寝顔を見てた。」
原口 恵美「帰る時、窓は閉めてたよ。」
◆ s11(5秒)
ト書き:文香は、助けを求めて侵入者本人を呼んだと理解する。恵美は室内右側にいるまま、今日は呼ばれたから来たと画面外で言う。文香が動けずにいる絵で閉じる。
テロップ:[隣人に窓の手形を見せたら、知りすぎた返事だった]
原口 恵美(声)「今日は、呼んでくれたから。」