『ソーンミア魔法学院』第1話「運命の相手が、一番嫌いな男でした』
——3メートル離れたら激痛――平民の私と冷酷な貴族の氷魔法使いが「魂縛」で結ばれてしまった。
────────────────────────
貴族が支配するソーンミア魔法学院。奨学生のエララは、最も嫌う名門貴族の後継者ノアと衝突した瞬間、手首に運命の伴侶の印「魂縛」が顕現してしまう。3メートル以上離れると激痛が走る鎖に縛られた二人だったが、学長から「7日後の審問で強制解除する。代償として片方の魔力は永遠に失われる」と宣告される。
嫌いな男と3m以内。
エララ・ヴォス「ありえない!」
数分前。
首席交代:エララ → ノア。
エララ・ヴォス「平民に首席を奪われた!?」
張り詰めた空気のなか、場面が動く。
ノア・ヴェイル「実力で勝っただけだ。」
エララ・ヴォス「調子に乗らないで!」
張り詰めた空気のなか、場面が動く。
エララ・ヴォス「ノア! 危ない!」
緊迫した瞬間が映し出される。
魂縛の印:運命の契約。
エララ・ヴォス「魂縛の印……あなたが私の運命の相手!?」
張り詰めた空気のなか、場面が動く。
エララ・ヴォス「なんで痛いの!?」
ノア・ヴェイル「離れられないんだ!」
貴族と平民の魂縛は禁忌 / 7日後に強制解除。
審問官「貴族と平民の魂縛は禁忌。七日後に強制解除する。」
強制解除の代償:片方の魔力喪失。
審問官「代償は、片方の魔力を永久に奪うことだ。」
張り詰めた空気のなか、場面が動く。
ノア・ヴェイル「彼女は俺を救った。奪うなら俺の魔力を奪え。」
第2話『半径三メートルの呪い』。
審問官「二人を引き離せ!」
エララ・ヴォス「やめて!」