【公式映像脚本】『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第11話「銀行家を破産させる罠』
キャッチコピー:『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第11話「銀行家を破産させる罠」
■ 登場人物
・ダングラール男爵(銀行家)(1838年。パリの大銀行家ダングラール男爵となったダングラール。)
・モンテ・クリスト伯(エドモン)(1838年。莫大な財宝を手にし、モンテ・クリスト伯としてパリに現れたエドモン。冷たく青白い美貌。)
・ベルツッチオ(伯爵の忠実な執事。コルシカ出身。昔ヴィルフォールを襲い、埋められた赤ん坊を救った。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(3.6秒)
ト書き:冒頭フック。巨大な信用状に動揺して立ち上がるダングラール(この話「銀行家を破産させる罠」の冒頭)。
ダングラール男爵(銀行家)「無制限の信用枠だと!?」
◆ s02(4.4秒)
ト書き:銀行で取引額を尋ねるダングラール。
テロップ:[ダングラール銀行]
ダングラール男爵(銀行家)「いくらの取引をご希望で?」
◆ s03(5.3秒)
ト書き:金額に制限を設けないよう告げる伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「金額に制限は設けないでいただきたい。」
◆ s04(3.8秒)
ト書き:ローマの銀行の信用状が差し出される挿入カット。
ダングラール男爵(銀行家)(声)「冗談でしょう。」
◆ s05(3.3秒)
ト書き:信用状が本物だと悟るダングラール。
ダングラール男爵(銀行家)「……本物だ。」
◆ s06(3.3秒)
ト書き:不満かと静かに問う伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「ご不満でも?」
◆ s07(6.3秒)
ト書き:伯爵を待っていたと持ち上げるダングラール。
ダングラール男爵(銀行家)「とんでもない! 伯爵のような方を待っていました。」
◆ s08(4.7秒)
ト書き:伯爵の唇に微かな笑み。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「では、よいお付き合いを。」
◆ s09(4秒)
ト書き:執務室でダングラールの投機癖を報告するベルツッチオ。
テロップ:[伯爵の執務室]
ベルツッチオ「ダングラールは市場情報に依存して投機を繰り返しています。」
◆ s10(3.6秒)
ト書き:報告を続けるベルツッチオのアップ。
◆ s11(3.3秒)
ト書き:情報が誤っていたらと問う伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「情報が間違っていたら?」
◆ s12(3.2秒)
ト書き:巨額の損失になると答えるベルツッチオ。
ベルツッチオ「巨額の損失を出します。」
◆ s13(4.6秒)
ト書き:欲望そのものが罠になると語る伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「欲望は、それ自身が罠になる。」
◆ s14(3.2秒)
ト書き:もう一つ気になることがあると切り出すベルツッチオ。
ベルツッチオ「もう一つ、気になることが。」
◆ s15(3.2秒)
ト書き:何だと問い返す伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「何だ?」
◆ s16(6.6秒)
ト書き:購入したオートゥイユの屋敷の話をするベルツッチオ。
ベルツッチオ「伯爵が購入されたオートゥイユの屋敷です。」
◆ s17(3.7秒)
ト書き:あの家かとつぶやく伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「……あの家か。」
◆ s18(3.7秒)
ト書き:昔あの庭でと切り出すベルツッチオ。
ベルツッチオ「実は昔、あの庭で……。」
◆ s19(5.7秒)
ト書き:赤ん坊が生き埋めにされたと告げるベルツッチオ。
ベルツッチオ「赤ん坊が生き埋めにされたのです。」