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彼に断られたと言う友達の手に、私の青いマフラー ・ AI BunCho 公式

第1話小説版(ノベライズ本編)

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2026/11/01 公開・1,003字

『彼に断られたと言う友達の手に、私の青いマフラー』第1話「彼に断られたと言う友達の手に、私の青いマフラー』

────────────────────────

結衣は、智也への青いマフラーを友達の莉子が渡さずに持っていることに気づく。莉子は智也に断られたと説明し、さらに自分が恋人だと宣言する。結衣は一度告白を諦めるが、約束の場所へ来た智也が交際もマフラーの受け取りも否定し、莉子の嘘が明らかになる。結衣は返されたマフラーを前に、今度こそ自分で告白する。しかし智也は、拒絶の嘘を莉子に頼んだのは自分だと明かし、結衣に『合格だよ』と告げる。自分の告白が試験として評価されていたと知った結衣は、好きな人に選ばれることよりも誠実に扱われることを選び、自分を試す人とは付き合わないと断る。

夜の高層階の職場の休憩室。天井照明が室内を照らし、大きな窓の向こうには街の明かりが広がる。

松本 結衣の声が響いた。「キスしないで!莉子、好きな智也に渡してって預けたのに!」

松本 結衣の声が響いた。「莉子、本当?」

橋本 莉子「結衣、友達でしょ。信じて。智也、いらないって。」

壁側の結衣を単独で映し、窓、戸口、相手の肩を入れない。

松本 結衣「私が預けた青いマフラー。返して。」

橋本 莉子「彼、自分で告白する子が『合格』だって。相談は私だけにして。」

松本 結衣「ここで会う約束してる。今日は告白する。」

斎藤 智也「約束、覚えてるよ。結衣の言葉で聞きたい。」

松本 結衣「マフラー、本当に受け取った?」

背景は壁と机の縁に限定する。

橋本 莉子「私も智也が好き。私たち、付き合ってるの。」

松本 結衣「応援してくれると思ってた。恋人なら、告白はやめる。」

智也の顔を正面寄りに映す単独画。窓と戸口を背景から外す。

斎藤 智也「莉子の嘘だよ。付き合ってない。マフラーも受け取ってない。」

莉子と結衣側の机上を斜め上から切り取る。

橋本 莉子「両方、嘘。ごめん。」

淡い緑の壁と机の縁を背景に、結衣の顔と告白する口元を鮮明に映す。

松本 結衣「もう任せない。智也、好き。付き合って。」

智也だけの単独画。

斎藤 智也「断ったって嘘、俺が頼んだ。告白のテスト、合格だよ。」

莉子は口を閉じ、目を伏せ気味に結衣を見る。大きく鮮明に見える顔は結衣だけとし、二人とも移動しない。

松本 結衣「私を試す人とは、付き合わない。」

『彼に断られたと言う友達の手に、私の青いマフラー』はここで完結です

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