『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第21話「最後の銃声』
——モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第21話「最後の銃声
────────────────────────
決闘場でアルベールが拳銃を下ろす衝撃のフック(この話「最後の銃声」の冒頭)。
アルベール「……撃てません。」
伯爵が静かに問いかける。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「どうした?」
アルベールが母から聞いた真実を語る。
アルベール「母から話を聞きました。父の過去も……あなたの過去も。」
聞き手である伯爵の反応。
伯爵がアルベールの望みを問う。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「君は何を望む?」
アルベールが深く頭を下げて謝罪する。
アルベール「あなたへの謝罪です。」
その日の午後、フェルナンが伯爵邸に怒鳴り込む。
フェルナンが激しく詰め寄る。
モルセール伯爵(フェルナン)「貴様は何者だ!」
伯爵が船乗りの装いで戻り、フェルナンを見据える。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「忘れたのか、フェルナン。」
フェルナンがその顔に気づく。
モルセール伯爵(フェルナン)「……その顔……。」
伯爵がエドモン・ダンテスと名乗る。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「エドモン・ダンテスだ。」
フェルナンがモルセール邸に帰宅する。
窓の外、メルセデスとアルベールが馬車に乗る。
モルセール伯爵(フェルナン)の声が響いた。「待て……!」
メルセデスは振り返らず、アルベールが別れを告げる。
アルベール「さようなら、父上。」
馬車が去っていく。
屋敷の中に一人立つフェルナン。
床に落ちる家族の肖像画。
画面暗転と銃声。
遠ざかる馬車の中でメルセデスが目を閉じる。
メルセデス(モルセール伯爵夫人)「……終わったのね。」