【公式映像脚本】『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第13話「偽物の貴公子』
キャッチコピー:『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第13話「偽物の貴公子」
■ 登場人物
・アンドレア(ベネデット)(伯爵がイタリアの貴公子に仕立てた詐欺師。本名ベネデット。ヴィルフォールとエルミーヌの隠し子。)
・モンテ・クリスト伯(エドモン)(1838年。莫大な財宝を手にし、モンテ・クリスト伯としてパリに現れたエドモン。冷たく青白い美貌。)
・ダングラール男爵(銀行家)(1838年。パリの大銀行家ダングラール男爵となったダングラール。)
・ユージェニー(ダングラール男爵の娘。気位が高い。)
・ベルツッチオ(伯爵の忠実な執事。コルシカ出身。昔ヴィルフォールを襲い、埋められた赤ん坊を救った。)
・カドルッス(エドモンの元隣人。仕立屋から田舎宿の主人に。告発状のことを知りながら黙っていた欲深い男。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(4.9秒)
ト書き:冷徹な美貌の青年が貴婦人の手に口づけする衝撃のフック。偽貴族アンドレアの登場を印象づける。(この話「偽物の貴公子」の冒頭)。
アンドレア(ベネデット)「今夜は、あなたのために来ました。」
◆ s02(3.2秒)
ト書き:華やかなパリの舞踏会の全景。舞台が社交界であることを示す。
◆ s03(4秒)
ト書き:伯爵がアンドレアを社交界に紹介する。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「ご紹介しましょう。イタリアの名家の青年、アンドレアです。」
◆ s04(3.2秒)
ト書き:紹介されたアンドレアが優雅に一礼する。
◆ s05(2.8秒)
ト書き:ダングラールが家柄を褒め、縁談を探る。
ダングラール男爵(銀行家)「素晴らしい家柄ですな。」
◆ s06(2.8秒)
ト書き:アンドレアが恐縮しつつ、ユージェニーは冷ややかに見据える。
アンドレア(ベネデット)「恐縮です。」
◆ s07(4.7秒)
ト書き:ダングラールが娘との結婚をほのめかす。
ダングラール男爵(銀行家)「娘との結婚も考えていただければ。」
◆ s08(3.5秒)
ト書き:アンドレアが光栄ですと応じる。
アンドレア(ベネデット)「光栄です。」
◆ s09(4.6秒)
ト書き:ベルツッチオが伯爵に詐欺師だと警告する。
ベルツッチオ「彼は詐欺師です。危険すぎます。」
◆ s10(5.8秒)
ト書き:伯爵が危険な男ほど肩書を信じると静かに語る。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「危険な男ほど、人は都合のいい肩書を信じる。」
◆ s11(4.1秒)
ト書き:舞踏会を終えたアンドレアが屋敷の外で馬車に乗り込もうとする。
◆ s12(4.8秒)
ト書き:暗闇からカドルッスが現れ、ベネデットと呼びかける。
カドルッス「立派になったな、ベネデット。」
◆ s13(3.8秒)
ト書き:アンドレアが人違いだと突っぱねる。
テロップ:[カドルッスは宝石を巡る殺人事件で徒刑場へ。そこでベネデットと知り合い、一緒に脱走した。]
アンドレア(ベネデット)「……人違いだ。」
◆ s14(6.8秒)
ト書き:カドルッスがトゥーロンの徒刑場での因縁を突きつける。
カドルッス「トゥーロンの徒刑場で、同じ鎖につながれて逃げた仲だろ?」
◆ s15(4.7秒)
ト書き:アンドレアが金を払うから黙っていろと懇願する。
アンドレア(ベネデット)「金なら払う。黙っていろ。」
◆ s16(4.2秒)
ト書き:カドルッスが上流階級の屋敷を見上げ、もっと寄越せと迫る。
カドルッス「もっと寄こせ。」
◆ s17(6秒)
ト書き:カドルッスが裏で糸を引く人物を探る。
カドルッス「お前を貴族に仕立てたのは、あの伯爵か?」
◆ s18(5.6秒)
ト書き:アンドレアは黙したまま、カドルッスは次は伯爵から奪うと告げて去り際に笑う。
カドルッス「なら、次は伯爵からいただこう。」