『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第18話「もう一人の復讐者』
——モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第18話「もう一人の復讐者
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エデの涙とフェルナンを示す書類を同時に見せる冒頭フック(この話「もう一人の復讐者」の冒頭)。
エデ「私を売った男が、パリにいる。」
豪華な客間で伯爵がエデに問いかける。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「エデ。あの男の名前を口にできるか?」
エデ「フェルナン・モンデゴ。」
伯爵がモルセール伯爵の名を告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「今はモルセール伯爵を名乗っている。」
エデが忘れていないと応える。
エデ「私は忘れたことがない。」
回想・ギリシャの砦、少女エデと父アリー・パシャ。
エデが父の信頼を語る回想の声。
エデの声が響いた。「父はフェルナンを信頼していました。」
城門が敵兵に開かれる。
倒れる父、母娘が連れ去られる。
エデの声が響いた。「でも、あの男は父を裏切った。」
エデが父の死と奴隷として売られた過去を告白する。
エデ「父は殺され、母も失った。私は奴隷として売られた。」
伯爵がエデはもう所有物ではないと告げる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「君はもう、私の所有物ではない。証言するかどうかも君が決めていい。」
証言するかは自分で決めていいと伯爵が続ける。
エデが過去は消えないと告げる。
エデ「それでも、過去は消えません。」
伯爵も同じだと返す。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「私も同じだ。」
伯爵が告発の決心を問う。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「あの男の前に立つ決心はついたか?」
エデが決意の返事をする。
エデ「……ええ。」
エデが父の肖像を胸に抱き、自ら立つと誓う。
エデ「父を裏切った男の前に、私自身が立ちます。」