『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第17話「死に際に知った正体』
——モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第17話「死に際に知った正体
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刺されたカドルッスが血のついた手を伸ばす衝撃の冒頭フック(この話「死に際に知った正体」の冒頭)。
カドルッス「……ベネデット!」
少し前の深夜、伯爵邸に忍び込むカドルッスの前に神父姿の伯爵が現れる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「何を探している?」
カドルッス「……金だ!」
ダイヤの行方を問う伯爵と、たじろぐカドルッス。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「まだ欲しいのか。以前、ダイヤを渡したはずだ。あれを何に使った?」
問い詰められ、目をそらすカドルッスの反応。
誰に手引きされたか書けと迫る伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「今夜の犯行を誰が手引きしたか、書きなさい。」
差し出された紙に手を伸ばすカドルッスの手元。
カドルッス「アンドレアだ。あいつが屋敷のことを教えた。」
本名を問う伯爵の鋭い眼差し。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「本名は?」
カドルッスから手紙を受け取る伯爵の手元。
カドルッス「ベネデット!」
路地に逃げ出したカドルッスの前にアンドレアが刃物を抜く。
余計なことを話したと怒り、カドルッスが倒れる。
アンドレア(ベネデット)「余計なことを話しやがって!」
倒れたカドルッスに駆け寄る伯爵。
カドルッス「……助けてくれ。」
神父の帽子を脱ぎ、正体を現す伯爵。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「俺が分かるか?」
かつての青年の顔を重ね、目を見開くカドルッス。
カドルッス「……その目……。」
モンテ・クリスト伯(エドモン)「エドモン・ダンテスだ。」
生きていたのかと息を漏らすカドルッスの最期。
カドルッス「……生きて……いたのか……。」