【公式映像脚本】『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第14話「毒を愛する美しい妻』
キャッチコピー:『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第14話「毒を愛する美しい妻」
■ 登場人物
・エロイーズ(ヴィルフォールの後妻。息子エドゥアールに遺産を残すため、毒を使う。)
・モンテ・クリスト伯(エドモン)(1838年。莫大な財宝を手にし、モンテ・クリスト伯としてパリに現れたエドモン。冷たく青白い美貌。)
・マクシミリアン(船主モレルの息子。騎兵大尉。ヴァランティーヌの恋人。)
・ヴァランティーヌ(ヴィルフォールの娘(前妻の子)。マクシミリアンの恋人。祖父ノワルティエに愛される。)
・ヴィルフォール(検事総長)(1838年。パリの検事総長となったヴィルフォール。)
■ 本編カット割り台本
【シーン 1】
◆ s01(5.3秒)
ト書き:毒への好奇心を宿したエロイーズの指先とティーカップの衝撃カット。(この話「毒を愛する美しい妻」の冒頭)。
エロイーズ「少しずつなら、誰にも気づかれないの?」
◆ s02(6.6秒)
ト書き:華やかな庭園で伯爵が植物の薬効について語る。時間テロップの導入。
テロップ:[その少し前・ヴィルフォール家の庭]
モンテ・クリスト伯(エドモン)「植物には、人を治すものも害するものもあります。」
◆ s03(3.7秒)
ト書き:エロイーズが興味深げに微笑み、聞き手として応じる。
エロイーズ「興味深いお話ですわ。」
◆ s04(4.7秒)
ト書き:伯爵の言葉にエロイーズが考え込む。毒への関心が芽生える瞬間。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「何事も、使う人間次第です。」
◆ s05(3.4秒)
ト書き:庭の奥でマクシミリアンとヴァランティーヌが手を握り合う。
◆ s06(5.9秒)
ト書き:マクシミリアンが結婚の許しを得られない不安を口にする。
マクシミリアン「君のお父上は、僕との結婚を許さないだろう。」
◆ s07(8.6秒)
ト書き:ヴァランティーヌがノワルティエの目での意思表示を味方だと語る。
ヴァランティーヌ「祖父ノワルティエは、体が動かなくても目で意思を伝える。私たちの味方よ。」
◆ s08(3.3秒)
ト書き:マクシミリアンが必ず迎えに来ると誓う。
マクシミリアン「必ず迎えに来る。」
◆ s09(3.4秒)
ト書き:別室の静かな卓上。相続の話が始まる場の導入。
◆ s10(6.6秒)
ト書き:エロイーズがヴァランティーヌの母方の財産を思案する。
エロイーズ「ヴァランティーヌが母方の大きな財産を相続するのね。」
◆ s11(4秒)
ト書き:ヴィルフォールが長女だから当然だと応じる。
ヴィルフォール(検事総長)「当然だ。あの子は長女なのだから。」
◆ s12(4秒)
ト書き:エロイーズが息子エドゥアールへの相続を問いただす。
エロイーズ「では、私のエドゥアールには?」
◆ s13(3.9秒)
ト書き:ヴィルフォールの言葉にエロイーズの笑顔が消える。
ヴィルフォール(検事総長)「十分に残してやる。」
◆ s14(5.1秒)
ト書き:夜の化粧台でエロイーズが薬瓶の箱を開ける。
◆ s15(6秒)
ト書き:鏡越しに廊下のヴァランティーヌを眺め、エロイーズが呟く。
エロイーズ「……あの子さえ、いなければ。」
◆ s16(5秒)
ト書き:箱を静かに閉じ、暗転。殺意の決意を示す。