『モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第9話「敵の息子を救う』
——モンテ・クリスト伯 ― 奪われた愛と復讐 ―』第9話「敵の息子を救う
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冒頭フック。(この話「敵の息子を救う」の冒頭)。
アルベール「助けてくれ!」
時間を遡り、仮面舞踏会でアルベールが美女を追いかける。
暗転を挟み、地下室で目を覚ます主観的なフォーカス映像。
盗賊ヴァンパが身代金を要求して脅す。
ヴァンパ「身代金が届かなければ、お前は終わりだ。」
縛られたアルベールが父への連絡を懇願する。
アルベール「父に連絡してくれ!」
盗賊の前に黒衣の伯爵が現れ、青年の解放を求める。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「その青年を解放してほしい。」
ヴァンパが伯爵の頼みを承諾する表情。
ヴァンパ「伯爵の頼みなら。」
アルベールが救い主に素性を尋ねる。
アルベール「あなたは……?」
伯爵がモンテ・クリスト伯と名乗る。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「モンテ・クリスト伯爵だ。」
解放されたアルベールが恩人をパリの自宅へ招く。
アルベール「命の恩人です。ぜひパリの我が家へ。」
モンテ・クリスト伯(エドモン)「ご両親は?」
アルベール「モルセール伯爵夫妻です。」
モルセールの名を聞いた伯爵の表情がわずかに凍る。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「……モルセール伯爵家のご子息でしたか。」
アルベールが両親の名を告げ、伯爵が社交界への紹介を頼む。
アルベール「父はフェルナン、母はメルセデスです。」
モンテ・クリスト伯(エドモン)「では、お願いがある。パリに着いたら、私を社交界に紹介してほしい。」
アルベール「喜んで!」
言葉を失った伯爵をアルベールが怪しんで呼びかける。
アルベール「伯爵?」
伯爵が「君は母親によく似ている」とつぶやく。
モンテ・クリスト伯(エドモン)「いや……君は母親によく似ている。」
母を知るのかと問うアルベールに、伯爵がこれから挨拶すると答える。
アルベール「母をご存じで?」
モンテ・クリスト伯(エドモン)「ご挨拶するのは、これからだ。」
「これが彼女の息子か」と伯爵が心の中で呟き、アルベールを見つめる。
モンテ・クリスト伯(エドモン)の声が響いた。「これが……彼女の息子か。」