「家族と移住した先で隠しキャラ拾いました」漫画連載開始、家族設定と出会いの組み立て
この記事の重要ポイント
- アプリ版で漫画連載、作画は百餅こもち氏
- 悪役令嬢だけでなく、家族も転生する設定
- 移住後の生活で出会う、兎の姿の第一王子
- 危機の回避を終点にせず、次の出会いへつなぐ
ラノベニュースオンラインの発表によると、SQEXノベルの「家族と移住した先で隠しキャラ拾いました」が漫画化され、ガンガンONLINEのアプリ版で連載を始めました。家族とともに危機を避ける筋立てと、移住先での出会いに注目し、創作に生かせる構成の工夫を考えます。
事実確認できたこと
アプリ版で漫画連載、作画は百餅こもち氏
ラノベニュースオンラインによると、SQEXノベルから刊行されている「家族と移住した先で隠しキャラ拾いました」の漫画版が、ガンガンONLINEのアプリで連載を始めました。漫画を手がけるのは百餅こもち氏です。第1話は無料で読め、その先のエピソードには先読みの仕組みが用意されています。原作は投稿サイト「小説家になろう」から生まれた小説で、書籍は第3巻まで刊行されています。
悪役令嬢だけでなく、家族も転生する設定
物語の主人公は、家族と一緒に乙女ゲームの世界へ転生した悪役令嬢です。一家は裕福な公爵家の立場にありますが、主人公にはゲームの筋書きに沿った婚約解消が待っています。家族はそれに備え、主人公が断罪を受けるより前に、海の向こうの隣国へそろって移ります。主人公一人の逃避行ではなく、仲のよい家族が準備を進め、移住によって破滅の危機から離れようとするラブファンタジーです。
移住後の生活で出会う、兎の姿の第一王子
隣国で暮らし始めた主人公は、庭で黒い兎を見つけて保護します。その兎の正体は、呪いによって姿を変えられた第一王子です。原作のあらすじでは、主人公は拾った兎が乙女ゲームの最後の敵に当たる存在だとは知らずに関わっていきます。婚約解消と一家の移住に加えて、移住先での保護が王子との関係につながる物語です。10月16日の報道では、漫画版の次の更新日は10月18日の予定と案内されていました。
分析編集部の見方
ここからは、上の事実をもとにした編集部の考察と創作への応用ポイントです。
危機の回避を終点にせず、次の出会いへつなぐ
創作の参考になるのは、危機を避ける行動が、その後の物語の舞台を用意している点です。婚約解消に備えて国外へ移るだけなら、主人公の当面の目的は安全な生活の確保になります。そこへ兎の保護という小さな行動が入ることで、移住先は避難場所であると同時に、新しい関係が始まる場所にもなります。自作でも、最初の問題を解決した後に別の事件を置くだけでなく、解決のために選んだ土地や仕事、人間関係から次の出来事が生まれるように設計すると、展開のつながりを検討しやすくなります。
家族をどう配置するかも、導入を考える際の論点です。孤立した主人公が助けを探す構成と、最初から協力者がいる主人公の構成では、読者に見せる課題が変わります。家族が味方なら、互いを信じられるかという問題だけでなく、誰が準備を担うのか、移住に何を持っていくのかといった行動の分担で人物像を描けます。自作のあらすじでは、家族がいるという説明にとどめず、主人公の決断を支える具体的な役割を一つずつ決めてみるとよいでしょう。
また、主人公の認識と読者が知る情報を分ける方法も試せます。拾った動物を主人公は保護の対象として見ている一方、その正体を知る読者は、日常の世話にも別の意味を読み取れます。正体を伏せる場合と先に知らせる場合の二案を作り、謎を追わせたいのか、知らずに接する主人公の言動を見せたいのかで選ぶと、導入の狙いを整理できます。
BunCho で試すなら
AI BunCho のAIあらすじ生成(/synopsis)に、自作の主人公が避けたい危機、協力する家族の役割、移動先で出会う相手を入力し、危機への対処が次の出会いにつながるあらすじを試してみましょう。次に、出会う相手の正体を主人公にも読者にも伏せる案と、読者だけに知らせる案を作り、冒頭で何を期待させたいかを比べます。生成結果を見直す際は、舞台を移す理由と出会いのきっかけが別々の説明になっていないか、家族の行動が主人公の選択に関係しているかを確認し、自作の設定に合わせて調整してください。
よくある疑問
漫画版はどこで読めますか?
ガンガンONLINEのアプリ版で連載されています。第1話は無料公開されており、先読みでは続きも読めます。
原作小説は何巻まで刊行されていますか?
SQEXノベルから第3巻まで刊行されています。投稿サイト「小説家になろう」発の作品です。
出典・一次情報・参考資料
- 『家族と移住した先で隠しキャラ拾いました』のコミカライズ連載が開始 ln-news.com · 2026-10-16
記事のデータおよび検証情報は2026年10月18日時点のものです。