TRPGのGMをAIに任せる|AIゲームマスターがすること・苦手なこと
この記事の重要ポイント
- AIのゲームマスターが受け持つ4つの仕事
- 実際のやりとり:1ターン目と2ターン目
- AIのGMは何を覚えているか
- 記録はどこで見られるか

TRPG のゲームマスター(GM)は、場面を語り、登場人物を演じ、行動の結果を決め、物語の筋を覚えておく役です。この記事では、AI が GM を務めるテキストの TRPG「BunCho Play」を例に、AI の GM が実際に何をするのか、何を覚えているのか、人間の GM とどう違うのかを、遊んだ画面と一緒に説明します。
AIのゲームマスターが受け持つ4つの仕事
BunCho Play の GM は、プレイヤーが行動を送るたびに、次の4つをまとめて行います。プレイヤーは場面を読んで、やりたいことを選ぶか書くだけです。
- 場面を語る:行動の結果を、情景と台詞で語る
- 人物を演じる:人物ごとの話し方と気持ちで応える。信頼と親しさは行動で変わる
- 判定をする:行動によっては判定がある。判定の有無は候補に表示される
- 記録をつける:分かったこと(出所つき)・約束・持ち物・謎を画面の横にまとめる
実際のやりとり:1ターン目と2ターン目
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1最初の場面
異世界転生の世界では、女神に「好きに生きて」と言われたあと、王女が名前を尋ね、黒竜が王都に炎を吐きます。候補は「結界で守る」「聖剣で叩き伏せる」「魔力で鎮める」の3つです。
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2自由な文で行動する
候補を押さずに「セラフィナに名前を名乗ってから、黒竜がなぜ王都を襲ったのか聞く」と書いて送りました。
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3GM が人物を演じて答える
王女は名前を受け止め、召喚が「支援者を迎える儀式」であり、竜が襲った理由は自分にも分からないと答えました。この内容は「分かっていること」に記録されました。
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4次のターンで記録が増える
候補から「黒竜に向き合う」を選ぶと、聖剣を手にして竜を退け、称号・約束・持ち物・編み出した手が記録に加わりました。
AIのGMは何を覚えているか
AI に長い物語を任せると、前に決めたことと食い違う心配があります。BunCho Play の GM は、起きたことを決まった形で記録し、それを次の語りに使います。記録はプレイヤーも画面の横で見られます。
| 記録 | 中身 |
|---|---|
| 分かっていること | 分かった事実と、どの場面で分かったか |
| 人物 | 信頼と親しさ。行動で変わる |
| 約束 | 人物と交わした約束(例:英雄ではなく名前で呼ぶ) |
| 持ち物・編み出した手 | 手に入れた物や、使えるようになった手 |
| 謎・目標 | まだ解けていない謎と、今の目標 |
記録はどこで見られるか
パソコンでは、画面の左に登場人物(信頼と親しさ、「話す」のボタン)、中央に GM の語りと行動の候補、右に称号・目標・約束・持ち物・編み出した手・謎・分かっていることが並びます。スマートフォンでは、画面の下の「人物」「世界」「記録」から同じ内容を開けます。
記録は GM が次のターンを語るときの材料なので、プレイヤーが次の行動を考えるときの手がかりにもなります。たとえば、謎に残った問いを確かめにいく、約束した相手に会いにいく、といった行動が書きやすくなります。
人間のGMとの違い
AI の GM は、一人で遊ぶための GM です。いつでも、自分のペースで、何度でも始められるのが向いているところです。一方で、仲間と囲む卓の空気を読んで進め方を変えたり、その場のノリで大きくルールを曲げたりするのは、人間の GM の領分です。
BunCho Play では、世界の決まりに合わない行動は断られることがあります。そのときは理由が表示されるので、別の行動を試してください。
- 向いている:一人で、空いた時間に、続きから遊ぶ
- 向いていない:複数人で同じ卓を囲む(今は一人用)
- 物語は AI が作るフィクション。事実と違う内容が含まれることがある
AIのGMと遊ぶときのコツ
AI の GM は、あなたが書いた行動をそのまま受け取ります。書き方を少し工夫すると、思い描いた場面になりやすくなります。
うまくいかないときは、行動を短く区切るか、候補を一度押して場面の流れを確かめてから、自分の言葉に戻すのがおすすめです。
- だれに・何を・どうするかを書く:「リゼに城門を任せて、自分は王女を守る」
- 気持ちや理由も添える:理由があると、人物の反応がそれに合わせて変わります
- 記録を見て次の手を考える:分かっていること・約束・謎は、次の行動の手がかりになります
- 断られたら理由を読む:世界の決まりに合わない行動は断られることがあります
- 長い計画は分ける:一度に一つか二つの行動にすると、結果が分かりやすくなります
AIのGMと遊んでみるには
BunCho Play はブラウザで開くだけで、アカウントなしでも30ターンほど試せます。その先はログイン(無料登録)すると、同じ冒険をそのまま続けられます。ふだんのターンはクレジットを使いません。無料プランでは、最初の40ターンのあと1日10ターン遊べます。
関連リンク:AIゲームマスター(BunCho Play) / 料金プラン
よくある質問
AIのGMはサイコロを振りますか?
行動によっては判定があり、判定の有無は行動の候補に表示されます。判定の処理は GM が行います。
AIのGMに断られることはありますか?
世界の決まりに合わない行動は断られることがあります。理由が表示されるので、別の行動を試してください。
自分で作った世界でもAIがGMをしますか?
します。遊びたい世界を一文で書くと、舞台・主人公・登場人物・目的が作られ、同じ GM で遊べます。
複数人で遊べますか?
今は一人用です。
この記事の執筆・検証
AI BunCho編集部(編集:AI BunCho編集部) 実際の画面で確かめた日:
2026年10月30日に本番の BunCho Play をログインせずに2ターン遊び、GM の語りと画面の横の記録の変わり方を確かめました。
- 1ターン目:自由な文の行動に、人物の台詞で答えが返った
- 2ターン目:称号・約束・持ち物・編み出した手が記録に加わった
出典・一次情報・参考資料
- BunCho Play:AIゲームマスター bun-cho.work · 一次情報
- AI BunCho 料金プラン bun-cho.work · 一次情報
記事のデータおよび検証情報は2026年10月30日時点のものです。