制作の裏側:見本『世界最後の修正依頼』をスタジオで作るまで

見本はすべて、AI BunChoのスタジオの中で作っています。この記事では、世界の終わりを救った直後に編集長から「……なんか違う」と言われる短編『世界最後の修正依頼』を例に、章を書くところから画像コンテを作るところまでを、実際の画面で追います。同じ編集長が登場する縦型のシリーズ『編集長、なんか違います。』も、同じスタジオで作っています。
出発点:311字の章
映像は、まず小説の章から始まります。『世界最後の修正依頼』の第一章は311字です。石造りの巨大な魔法都市で、空がひび割れ、塔が崩れ落ちていく。黒いローブの青年カイと、金髪の魔法使いの少女リア、カイの肩に止まる白い文鳥が、世界の終わりに立ち向かいます。
世界が元に戻った直後、場面は蛍光灯の普通の編集室へ。黒スーツの編集長が原稿を置いて「……なんか違う」。カイが「世界一回救ったんですけど!?」と返して終わります。壮大な場面と現実の落差で笑わせる、短い話です。
書いたのはスタジオの執筆画面です。左のキャラ表には、編集長の立場・口調サンプル(「……なんか違う」など)・外見(黒スーツ、細い黒縁の眼鏡)を書いています。ここに書いた外見が、あとで設定画と映像に引き継がれます。
4人のキャラの設定画を作る
動画の画面の「キャラクター」タブで、カイ・リア・白い文鳥・編集長の4人について、顔・全身・3/4の設定画を作りました。キャラ表の外見が最初から入っているので、設定画を作るボタンを押すところから始められます。
気に入った設定画で「固定する」と、そのキャラが出るすべてのカットに参照画像と見た目の文が渡り、顔・髪・服が変わりにくくなります。白い文鳥のような動物のキャラも、同じように固定できます。

画風は実写、比率は2.39:1
「作る」タブで章を選び、画風を選びます。この作品は、壮大な場面と現実の落差を見せたかったので「実写」(写真・映画のような質感)にしました。比率は映画のような横長の2.39:1です。比率は、あとから別の比率で書き出し直せます。
画像コンテを作る前に、使うクレジットの見積もりが出ます。場面・カットに分ける分と、画像の枚数の目安が分かれて表示され、一定の量を超えるときは同意してから実行します。いきなり動画にするのではなく、まず画像で絵コンテを作り、動かしたいカットだけを動画にする流れです。
画風の欄には、ほかにアニメ・ゲーム画面風・イラスト・参照画像(アップした画像の画風に合わせる)があります。画風の参照画像や背景の参照画像を、それぞれ4枚まで足すこともできます。キャラの見た目は、固定した設定画がそのまま全カットに渡ります。

画像コンテでセリフを足し、カットを直す
画像コンテは、カットごとのカードで並びます。カードでは、カメラワークやVFXを選んだり、映るキャラを確かめたりできます。セリフはカードの「+ セリフを足す」で足し、話す人を選んで入れます。行の並べ替えや削除もできます。
セリフを変えたカットには「声が古い」印が付き、そのカットのその行だけ声を作り直せます。絵を直したいときは「言葉で直す」に直したいことを書きます。
この作品のカードには、カット番号、カメラの説明(たとえば高所から俯瞰する超ワイドのロングショット)、映るキャラ、元になった本文の一文が並びます。本文のどの一文がどのカットになったかが見えるので、章とのずれを確かめながら直せます。

縦型シリーズ『編集長、なんか違います。』
同じ編集長が登場する『編集長、なんか違います。』は、縦(9:16)のシリーズとして作っています。売れない漫画家が編集長の無茶ぶりに応え、AIの助手がやりすぎ、編集長が「……なんか違う」と返す、という型の短い話です。
縦長の動画はホスト型のモデルを使うため、クレジットを使います。横長(16:9)なら自社GPUの動画も選べます。同じキャラを、横長の短編と縦型のシリーズで使い回せるのは、キャラを固定して保存しておけるからです。
縦型のシリーズは、1話を短くし、毎話「無茶ぶり → やりすぎ → 『……なんか違う』」の型を繰り返す作りにしています。型が決まっていると、キャラとセリフを差し替えるだけで次の話を作れます。スタジオのテンプレートも、同じ考え方で作品の型を使い回せるようにしたものです。
作ってみて分かったこと
制作の途中で気づいたことを、同じように作る人のためにまとめておきます。
- 短い章でも、場面の落差がはっきりしていれば映像にしやすい
- キャラ表に外見を書いておくと、設定画の最初の案がぶれにくい
- まず画像コンテで全体を見てから、動かすカットを選ぶとやり直しが少ない
- セリフはカードで足せるので、章の本文を書き直さなくても映像の台詞を整えられる
よくある質問
見本は本当にスタジオだけで作っていますか?
はい。見本は、一般のユーザーと同じAI BunChoのスタジオの機能で作っています。この記事の画像も、実際のスタジオの画面です。
実写の画風で、実在の人に似せた人物を作れますか?
作れません。実在の人物の顔や名前を使った映像は作れません。登場人物はすべて架空です。
2.39:1以外の比率でも作れますか?
16:9・9:16・1:1・4:5・2.39:1から選べ、あとから別の比率で書き出し直せます。解像度は書き出し時に480p〜4K(2160p)から選べます。
画像コンテを作るのにどのくらいクレジットを使いますか?
章の長さと画像の枚数・モデルで変わります。実行前に必ず見積もりが出て、一定の量を超えるときは同意してから実行します。
この記事で確かめたページ
- AI BunCho 使い方(よくある質問) bun-cho.work・一次情報
- AIで動画を作る(AI BunCho) bun-cho.work・一次情報
- 映像クリエイター・ショートドラマを作る方へ(用途別ページ) bun-cho.work・一次情報
機能・料金・画面は2026年10月12日時点のものです。変わることがあるので、最新の内容は使い方・料金のページで確かめてください。画像はAI BunChoの実際の画面と、スタジオで作った見本です。



