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生成AIで作った作品は商用利用できる?確かめる順番と注意点

スタジオのデザイン機能で作った架空の和菓子店のA4チラシの編集画面
スタジオで作った販促チラシの例(店名・商品は架空)

AIで作った漫画をグッズにしたい、作った歌を収益化しているチャンネルで使いたい。そのときに確かめるべきなのは「使ったサービスの規約」「持ち込んだものの権利」「出す先のルール」の3つです。この記事では、AI BunChoの利用規約を例に、確かめる順番を説明します。一般的な解説で、法的助言ではありません。

確かめる順番は3つ

生成AIで作ったものを商用で使えるかどうかは、1つの答えでは決まりません。次の順に確かめると整理しやすくなります。

「AIで作ったから自由」「AIで作ったから使えない」のどちらも正確ではありません。使ったサービスが商用利用を認めていても、作品の中に他人の権利に関わるものが入っていれば、その部分は別に考える必要があります。

  • 使ったサービスの規約:生成物を商用で使ってよいか、条件はあるか
  • 入れたもの・映っているものの権利:持ち込んだ素材、既存のキャラクター、実在の人物、商標など
  • 出す先のルール:投稿サイト・漫画賞・ストア・配信サービスのAI利用の決まり

AI BunChoの規約では:作ったものは商用で使える

AI BunChoの利用規約(第2条)では、生成した文章は私的利用・商用利用を問わず、利用者の自己責任の範囲で自由に使えるとしています。生成物の中にサービスの利用を明記する必要はなく、運営会社は生成物の著作権を持ちません。

文章だけでなく、スタジオで作った絵・漫画・動画・音声・音楽、共有の素材集(背景・小物・効果線)も、私的利用・商用利用を問わず使えます。自社のサーバーで使う生成モデルは、生成物の商用利用が認められたライセンスのものに限っています。

商用利用の対象外になるもの

同じ第2条で、次のものは除くとしています。ここが商用利用でいちばん注意する部分です。

たとえば、自分で撮った商品写真や、他の人から許可を得たロゴを使ったチラシは、写真やロゴの部分について自分で権利を確かめる必要があります。既存のアニメのキャラクターに似せた絵や、実在の人物の顔を使った動画は、生成したツールに関係なく、第三者の権利の問題になり得ます。

  • 利用者が持ち込んだ素材、既存の作品・キャラクター、実在の人物、商標など、第三者の権利に関わる部分(権利の確認は利用者の責任)
  • 音声合成の一部の声(VOICEVOXの各キャラクターなど)。それぞれの利用規約とクレジット表記に従う
  • 規約の第3条で禁じる目的での利用

声のクレジット表記を消さない

VOICEVOXの声を使った解説動画やボイスコミックは、「VOICEVOX:四国めたん」のようなクレジットが書き出し時に自動で入ります。各キャラクターの利用規約に従い、表示されたクレジットを消さずに使ってください。キャラクターごとに条件が違うので、収益化する前に各キャラクターの規約も確かめましょう。

BunChoの声や、歌づくりのAIの歌声は、実在の歌手・配信者の声を再現するものではありません。声の複製や、実在の人に似せた顔への差し替えもできません。

出す先のルールを確かめる

サービスの規約で商用利用できても、出す先が受け付けるとは限りません。小説投稿サイト、漫画賞・新人賞、ゲームのストア、音楽の配信サービスには、AI生成コンテンツの申告や受付についての決まりがあることが多く、内容は変わることがあります。

応募・登録・販売の前に、出す先の最新の規定を確かめてください。AI BunChoは、作ったものが特定の賞やストアで受け付けられることを約束するものではありません。

特に注意したいのは、賞や公募の応募規定です。AIの使用を全面的に認めない賞、補助的な使用なら認める賞、申告を条件に認める賞など、扱いはさまざまです。応募作の一部でもAIを使ったら、規定の書き方に沿って申告しましょう。

あとで説明できるように記録を残す

商用で使う作品は、何を使ってどう作ったかを説明できるようにしておくと安心です。スタジオでは、クレジットの履歴で作品・日時・種類ごとに何に使ったかを確かめ、CSVで保存できます。持ち込んだ素材は、自作か使用許諾があるかを取り込み時に申告します。

フルコースとチーム・法人のキャンペーン機能では、生成に使ったモデル・利用条件の版・素材の出どころ・承認者をJSONで記録します。

よくある質問

AI BunChoで作った漫画や歌を販売してもいいですか?

利用規約では、スタジオで作った絵・漫画・動画・音声・音楽は商用利用できるとしています。ただし持ち込んだ素材や既存のキャラクター・実在の人物・商標など第三者の権利に関わる部分は対象外で、権利の確認は利用者の責任です。

作品に「AI BunChoで作成」と書く必要はありますか?

規約上、生成物の中にサービスの利用を明記する必要はありません。ただし投稿先や賞によってはAI利用の申告を求められるので、出す先のルールに従ってください。

ずんだもんの声を使った動画を収益化できますか?

VOICEVOXの声は、各キャラクターの利用規約に従ってください。書き出し時に入るクレジット表記を消さずに使うことが前提です。条件はキャラクターごとに違います。

商用利用で問題が起きないことを約束してくれますか?

約束するものではありません。生成物の利用は利用者の自己責任の範囲で、第三者の権利の確認や出す先のルールの確認は利用者が行う必要があります。この記事も法的助言ではありません。

この記事で確かめたページ

  1. AI BunCho 利用規約(第2条 生成物の利用) bun-cho.work・一次情報
  2. AI BunCho 使い方(よくある質問) bun-cho.work・一次情報
  3. VOICEVOX 利用規約 voicevox.hiroshiba.jp
  4. 文化庁 AIと著作権 bunka.go.jp

機能・料金・画面は2026年10月12日時点のものです。変わることがあるので、最新の内容は使い方・料金のページで確かめてください。画像はAI BunChoの実際の画面と、スタジオで作った見本です。

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